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わたし、上申書をつくる(Version1) - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】

さっそく上申書をつくり始めます。もともと訴状に添付した物件評価の資料があるので、それをベースにつくり始めます。

改めて、自分が作成した物件評価の資料の結論をみると、それぞれの手法で算出した金額の格差も激しいし、算出額も査定書に比べると割高です。

よくよく見てみると、公示価格での算出・相続路線価での算出・近隣取引価格からの算出、いずれの場合にも私道としての評価が入っていないじゃないです・・・。

というか、参考として私道は減額される旨は記載してあるのですが、自分で読んでも、それをちゃんと後から適応するようには読み進められません。

やっぱり焦って資料をつくるとダメですね。。。

もう1回ちゃんと計算し直すことにしました。

①公示価格からの算定
公示価格約55万円×地積20㎡強×私道評価30%×持分1/5=約70万円

②近隣取引価格からの算定
近隣取引価格の平均60万円×地積20㎡強×私道評価30%×持分1/5=約80万円

③相続路線価からの算定
相続路線価35万円×奥行価格補正×間口狭小補正×奥行長大補正×地積20㎡強×私道評価30%×持分1/5=約40万円

④固定資産評価額からの算定
固定資産評価額38万円×持分1/5=約7.5万円

うーん、前よりも査定額には近づきましたが、80万円から7.5万円とかなり幅が開いてしまいました。

これでは、買取額の決定に悪影響を与えてしまいかねません。

もう少し考える必要がありますね。

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