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わたし、売買契約書をつくる - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】

上申書の管理人への提出と前後して、売買契約書の雛形を求められました。

通常は売買契約書の準備は不動産仲介会社さんが行ってくれるのですが、今回は管理人から直接購入することになるので、こちらで用意をする必要があるようです。

と言っても法の専門家の裁判所・弁護士さん(管理人)にむけて出す売買契約書なので、素人がチョちょっとつくりました的な契約書で納得するはずもありません。

ということで、今回もお願いモードです。

先の査定書をお願いした不動産仲介会社さんにお願いをして、売買契約書のテンプレートをもらいました。

赤と緑の間に動物が書いてある協会が提供している売買契約書のテンプレートということで、これなら裁判所も弁護士さんも納得するでしょう。

必要事項を記入して、契約書案として弁護士さんに送ります。

数日で返信がきて、いくつかコメントがされていました。

コメント1 「手付は入りません。現金一括です。よって手付解除もありません。」

はい、そりゃそうですよね。当該項目削除します。

コメント2 「所有者不明土地管理人案件について、所有権登記名義人の住所・氏名の変更登記を要するのか不明なので、司法書士に確認してください。もし必要だった時はそちら負担で。」

確かに、どうするんだろう?
まぁ、こっち負担なのはしょうがありません・・・。

コメント3 「所有権行使の阻害の負担の消除は削除してね」

他の共有持分者もいるので、削除したいんだろうな。ということで、削除。

コメント4 「印紙はそっちだけ、管理人はコピーにします」

まぁ、弁護士さんが言っているのでいいんでしょう。(こっちは貼ってるし)

コメント5 「公租公課はすべてそっち」

そうなりますよね。まぁ、この物件は固定資産税0円だからいいけど。

コメント6 「天災などの時は契約解除だけね」

管理人は補修などができないとのこと。今回は土地なのでOKです。

と、細かいところですが、至極真っ当なコメントをいただき、契約書を修正します。

そのメールの中で、すっかり忘れていた大事なことを聞かれます。

「登記って司法書士にお願いしますか?」

すっかり、登記のことを忘れていました・・・。

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