見出し画像

わたし、リフォーム会社の選定をする - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】

リフォーム会社の選定で、苦労したもう一つの点は、融資が保証協会付きというところです。

保証協会付きの融資は、一括払いのため、前払い部分は融資の対象になりません。

一般的に、土地を買い家を建てる場合、まずは土地の購入代金をつなぎとして融資します。家の建築費は、手付・上棟・引渡の3回に渡って支払われますが、手付・上棟はつなぎ融資が行われ、最後の引き渡しの時に、今までのつなぎ分を合わせて一つの融資として取り扱われます。

保証協会の場合、つなぎがないので、この最後の融資のところだけということになってしまいます。

リフォーム会社も、通常は手付・場合によっては中間・引渡の2から3タイミングで支払うことが多く、今回のように保証協会付きなので、最後一括の対応をいただけるかどうかというのも、選定の大事な点になりました。

こうして、ようやくリフォーム会社も決まり、融資の審査も通り、契約、リフォーム施工開始ということになりました。

物件自体が元々古く、民泊としての使い勝手を考えると、かなり間取りの変更なども必要だったのですが、どの柱が抜けるのか、どのような間取りだったら可能なのか、などは解体してみないとわからないということも多く、中古物件の大掛かりなリフォームの難しさを改めて感じました。

間取り自体も、物件発見から解体してわかった施工の都合なども合わせると、20回以上変更を繰り返していて、新築のように図面通りにつくるというわけではなく、あるものをどのように活かすか?という発想で進まないといけないということを身に沁みました。

リフォーム自体は引渡後すぐに入れたので、11月には完成し、年内の営業開始を予定していますが、果たして共有持分の取得がその時までに終わるのでしょうか・・・。

この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?