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わたし、住居表示新旧対照案内図をみる - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】

大田区の名前の由来は「大森」「蒲田」から1文字ずつ取って命名されたということなので、大田図書館は大森-蒲田の中間あたりかと思いきや、大田区の外れ、田園調布にありました。

田園調布にあるんだったら田園調布図書館という名前にすればよかったのに、など思いつつ図書館に入ります。

「住居表示新旧対照案内図」は書庫にあるようなので、職員さんにお願いします。

持ってこられたものは、折り畳まれた、古そうな地図。まぁ1964年発行なので、60年前の資料です。

誤って破いてしまったりしないように、丁寧に開きます。

そして通路の住所「大田区〇〇町●丁目□番●号」の場所を見てみると、旧住所が書いてあります。

「大田区〇〇町◎丁目□番」・・・・。

あれ?

丁目が変わっている。

1964年当時は●丁目じゃなかったってこと?

これは想定外の事態です。

てっきり他の共有持分の履歴から、
「大田区〇〇町●丁目×××番地」→「大田区〇〇町●丁目□番●号」
になっていると思っていましたが、
「大田区〇〇町●丁目□番●号」の旧住所は「大田区〇〇町◎丁目□番」
と丁目が異なっていることがわかりました。

ということは「大田区〇〇町●丁目」はどこ?と調べてみると、現在の「大田区〇〇町△丁目」の場所にあります。

新事実の発見にあせります・・・。

・・・。

・・・。

でも、ちょっと違和感があります。

一番初めの所有権売買には下記の記載がありました。

持分①:大田区〇〇町●丁目×××番地  山下さん(男)
持分②:大田区〇〇町●丁目×××番地  青山さん(女)
持分③:大田区〇〇町●丁目×××番地  鶴見さん(男)
持分④:大田区〇〇町●丁目×××番地  小林さん(男)
持分⑤:大田区〇〇町●丁目×××番地  山下さん(女)

このうち、持分①山下さん(男)は相続で現在の山下さん(男)「大田区〇〇町●丁目□番3号」に引き継がれており、持分③の鶴見さん(男)は高木さん(男)「大田区〇〇町●丁目□番5号」に売却しており、その高木さん(男)の息子さんが、通路の横に住んでいます。

どう考えても、「大田区〇〇町●丁目×××番地」が現在の「大田区〇〇町△丁目」にあるはずがないのです。

これは、どういうことなのでしょうか・・・。

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