見出し画像

私が思う『最速・最強の韓国語勉強法』

最近、韓国語を勉強する人たちが増えていますね。私が韓国語を始めた2002年頃は、教材すら多くない時代でした。まずはハングルの種類と読み方を練習帳にひたすら書いて覚える。それだけやって韓国の高校に留学しました。

高校では、一般の授業を受けるので、語学堂的な韓国語を学ぶ時間は全くありませんでした。国語の授業の時間だけ、先生に承諾を受けて一人で韓国語の勉強をしたんですが、これが韓国語を覚えるのにすっごく効果的でした。

この方法で、私は語学堂のような韓国語の授業を受講したり、文法や語彙など様々な韓国語教材を使用することなく、短期間で韓国語をマスターすることができました!

今、日本で韓国語を勉強されてる方でもできるおススメの方法です!

1)4つの勉強道具を準備

私は韓国語教育の教材は特に使用しませんでした。(というか、その当時はほぼなかった) 用意したのは下記の4つ。

画像1

・韓国語版『世界の中心で愛を叫ぶ』書籍
・無印良品のポケットサイズの無地ノート
・ポストイット
・電子辞書

・内容を知ってる日本小説の韓国語翻訳版


画像2

その当時、日本では『セカチュー』が映画やドラマに大人気でした。私は韓国の本屋でこの本を購入して、なんとかこれ1冊を読み切ろうと心に決めます。絶対にこれ1冊を読み切ります!と国語の先生に宣言し、宣言したことによって「絶対やらなきゃ」という気になったのです。

・単語をメモするポストイットとポケットノート

100均などで売ってるポストイットと、ポケットに入るサイズの無地ノート。私が線が入ってなくて、大きすぎなく小さすぎない無印のポケットノートが一番使いやすかったです。

・ポケットサイズの電子辞書(今はスマホでOK)

カシオの電子手帳…昔の人なら懐かしアイテムですよね。でも、今の時代に単語を検索するにはスマホひとつあれば十分です!この当時はスマホなんかなかったので、いつも制服のポケットに電子手帳とポケットノートを入れて持ち歩いてました。

2)読みながら分からない単語をチェック

さぁ読むぞ!でも最初は分からない単語だらけ。分からない単語や表現は蛍光ペンでチェックします。最初は蛍光ペンだらけ。でもそれでいいんです。分からないのが当然なんだから。

3)ポストイットに単語を書いて貼り付ける

蛍光ペンでチェックしたら、辞書で調べます。その単語(韓国語・意味)を書き出して、その単語が出てきたページに貼り付けておきます。

画像3

こんな感じです。こうやって貼り付けておけば、分からない単語を一目で整理して見ることができますし、また本を読み返すとき、メモを外して分からなかった単語を習得できたのか確認することもできます。

4)ポケットノートに書きこんで単語帳を作る

このようにチェックした単語をいつ何時でも暇があればポケットから出して覚えられるように、ポケットノートにも整理をします。

画像4

私は通学時間など利用して、ひたすらこの単語帳をながめながら覚えていきました。教材に載ってる活字ではなく、自分で書いた文字なので、頭の中に入りやすかったです。自分だけのオリジナル単語帳の良さはこういう点だと思います。

5)内容を知ってるから続けられる

本の内容を知っているせいか、不思議なことに韓国語が分からなくても「何となくこんな意味じゃないかな」という気がしてきます。なので、全く知らない内容の本を読むより続けやすいのです。

画像5

そして、以前メモした単語が何度も何度も出てくるので、次第にその単語を自然に覚えていきます。本の後半になると、チェックやメモが見違えるように少なくなっていきました。続けて読むことで、同じ単語を何度も見ながら自然に身についていきます。

6)1冊読み上げた達成感で次の目標ができる

全て読み上げる頃には、相当な語彙力と表現力が身についています。外国語で書かれた本を1冊読み上げるということで、相当な達成感を感じることができますし、次は何を読もうかな!という目標が自然に生まれてきます。

画像6

そして、何より本は捨てなければ一生残るものなので、後で振り返ってみたときにとても面白いです。16年前に私が読んだ本を実際に見ると、「わ、こんな単語も分からなかったんだ」という思い出に浸ることもできます。

7)韓国のバラエティー番組を視聴する

私は書籍を利用して韓国語の語彙や表現などを独学しましたが、実際に韓国に住んでいたので、常に韓国語を聴いたり話すことができました。日本で韓国にいるようにできるかと言えばそうではありません。ですが、最近はYouTubeやネットフリックス等で簡単に韓国の番組を見ることができます。よく聴いて、よく真似すること。これは絶対です。語彙力を身につけたら使用する力も同時に養わなければいけません。韓国にいなくても、ある程度は日本でも可能な時代になりました。私がおすすめしたいのは韓国のバラエティー番組を見ることです。

ドラマとバラエティーの違いは字幕の有無。そして、実際に自然に使用する韓国語なのかどうかという点です。日本のドラマでも「ちくしょう!」なんて言葉がしょっちゅう出てきますが、普通使いませんよね。韓国も同様なんです。バラエティーの方がより自然な韓国語で、しかも韓国語の字幕が出て理解がしやすく、勉強になりやすいのです。YouTubeはバラエティー番組が24時間延々と流れるストーリーミングのものもあるので、検索してみて、見なくても家でずっと流してみたりと韓国のような環境を作って耳を鍛えるのも一つの方法だと思います。

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

いかがでしたでしょうか。
韓国語を勉強してるけど中々覚えられないなど、悩まれている方は参考にして一度試してみてはどうでしょうか。お金をかけなくてもこれだけでだいぶ身につきます!騙されたと思って、一度やってみてください。やってみる価値は十分ありますよ!


ソウル庶民でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?