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幸福の断片

私は、100%満たされ、幸せだ!

と、断言できる人はどれほどいるだろう。

キャリアも順風満帆、美しい容姿、家族や友情に恵まれているように見えた俳優たち。

自身で死を選んだのか、ホントのところは、赤の他人で、TVで一方的に知っている私がとやかく意見を述べられるものではない。

でも、一つ、死んでしまいたいと思い詰めているひとに伝えたい言葉がある。


きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。

これは、奥田英朗さん著「ガール」のなかの同名の短編の主人公の言葉だ。

あなただけじゃない。

みんな、ヒトには言えない鬱屈を抱えて、日々踏ん張っている。

きっと、あなたがそうなら、皆んなそうです。

モヤモヤが消えなくても、道ゆくワンコやネコと遊ぼう。お年寄りや妊婦さんに席を譲ろう。上司に怒られたら、チャンスを貰ったと思おう。

そうやって、幸福の断片を退屈な毎日に探すのだ。

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