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4月11日、誕生花は八重桜【#誕生花短歌】

詠みます。

 春風の
 くもり飛ばして咲く姿
 八重の桜か 君の笑顔か

解説。

 4月11日の誕生花のひとつ、ヤエザクラ
 日本原産、バラ科サクラ属の落葉高木の中でも、とくに花が八重咲きになるサクラの総称です。要するに、単一の品種を指す名称ではないということです。
 多くの品種が野生種のオオシマザクラとヤマザクラなどの種間雑種として誕生した栽培品種のサトザクラ群に属しています。

 ちなみに、桜の場合は6枚以上の花弁を付けるものを八重咲の八重桜として区分しているとのこと。
 もっと細かい咲き方の小区分として、6枚から15枚の咲き方を半八重咲、5枚の花と6枚から10枚の花が一木中に混合している咲き方を一重・八重咲、20枚から70枚の咲き方を八重咲、100枚以上の咲き方を菊咲と区分しているそうです。

 なお、今年の特別観桜会は中止になってしまったそうですが(いわゆる、『造幣局の桜の通り抜け』)、大阪府大阪市北区天満にある造幣局の桜は遅咲きのヤエザクラを中心としています。

https://www.mint.go.jp/wide/sakura_osaka_news_r3.html

 ヤエザクラの花言葉は「理知」「しとやか」「豊かな教養」など。
「理知」はシダレザクラの花言葉と一緒なのですが、これはサクラが一般的に入学、卒業シーズンに開花することが由来していると考えられます。
「豊かな教養」に関しては、他のサクラよりも花弁が多いことからつけられたのではないかと思われます。


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