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12月27日、誕生花は苺【#誕生花短歌】

詠みます。

 凍てついて
 冬の花びら降りた先
 赤く色付く君の頬かな


解説。

 12月27日の誕生花のひとつ、イチゴ
 バラ科バラ亜科オランダイチゴ属の多年草です。
 一般に「イチゴ」として流通しているものは、ほぼ全てオランダイチゴ系です。
 その他に「イチゴ」が名前に付くモノとしては「ノイチゴ」がありますが、これはキイチゴ属やヘビイチゴ属となります。

 ぱっと見では種子に見える一粒一粒の痩果《そうか》が付いた、大抵は赤い部分(「ミルキーベリー」など白い品種もあります)である花托(花床ともいう)が食用。
 甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもあります。
 この辺りはよくクイズのネタになる部分ですね。

 漢字で書けば一般的なものは「苺」でしょうか。
「莓」という書き方もあるほか、「覆盆子」あるいは「一期」の表記もあります。

 イチゴの語源は、実ははっきりわかりません。
 ただし、日本書紀には「伊致寐姑《いちびこ》」、新撰字鏡にも読みは同じく「一比古《いちびこ》」とあり、これが転じてイチゴになったともいわれています。

 英語のストロベリー(strawberry)は文字通り「ワラ(straw)のベリー(berry)」という意味ですが、その由来も諸説あり、「麦わらをしいて育てた」「麦わらに包まれて売られていた」などといわれます。

 イチゴの花言葉は「尊重と愛情」「幸福な家庭」「先見の明」「あなたは私を喜ばせる」など。
「先見の明」は、西洋の古い時代にイチゴの根と葉をつけた水が眼をひやし、視力を回復させると信じられていたことに由来するといわれます。
「幸福な家庭」の花言葉は、親株から多数の小ヅルが出ている様子からつけられたといわれます。
 西洋においては、「完全なる善」というものもあり、これはイチゴがキリスト教において聖ヨハネと聖母マリアにささげられ、両者のエンブレムになっていることにちなむといわれます。

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