見出し画像

5月9日、誕生花は鉄線花【#誕生花短歌】

詠みます。

 クレマチス
 伸びゆくほどの陽を浴びて
 離れる程に深まる想い

解説。

 5月9日の誕生花のひとつ、クレマチス
 北半球の各地に分布する、キンポウゲ科センニンソウ属(クレマチス属とも)の蔓性の多年草です。
 イギリスでは「つる性植物の女王」として位置づけられていてい、バラのパートナープランツとしても親しまれています。

 学名 "Clematis"(クレマチス)は、ギリシア語で「(ブドウなどの蔓《つる》)」を意味する "klema" を語源としていて、これはツルでまつわりつく性質に由来します。
 また、英語では「旅人の楽しみ(Traveller’s joy)」、イタリア語では「ごま塩ひげ」、フランス語では「乞食草」といった呼び名もあります。その中でもフランスにおける「乞食草」の名前は、クレマチスの葉には毒性があり、かつてフランスの乞食がクレマチスの葉をつぶして皮膚につけ、わざとただれさせて通行人の同情をひいたことにちなむといわれています。

 園芸用のクレマチスを指して「テッセン」や「カザグルマ」の名が使われることもありますが、これはクレマチスの種類に依る名称です。

 クレマチスの花言葉は「精神の美」「旅人の喜び」「策略」など。
「精神の美」は、ツルが細いのに大きく鮮やかな花を咲かせることに由来します。
「旅人の喜び」の花言葉は、ヨーロッパにおいて旅人が快適に一夜を過ごせるよう、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく迎え入れたことにちなみます。
「策略」は、上記のフランスの乞食の話に由来するといわれます。

 ちなみに、ポケモンにもクレマチスに名前の由来を持つキャラクターがいますね。
「初代ポケモン」こと『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』ならびに続編の『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』(ともにリメイク作を含む)における、クチバシティジムリーダー・マチスですね。

 ちなみに、「テッセン」の方にもありまして、『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』におけるキンセツシティジムリーダーがテッセンさんですね。
 どちらもストーリー上3つ目に訪れるジムで、どちらもでんきポケモンの使い手です。

#短歌
#誕生花
#誕生花短歌
#花言葉短歌
#クレマチス
#鉄線花
#花言葉
#精神の美
#旅人の喜び
#策略
#note短歌部
#現代短歌
#マチス
#テッセン
#ポケモン

よろしければ、サポートお願いいたしますっ……!