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この脆く寂しい社会に必要な余白と創造性と私の成長

空間づくり?がやりたい

何をやりたいのかまだひとことで自分でも説明できない。
コミュニティづくり?カフェづくり?街づくり?
でも革新的なことって「まだ定義もないような新しいこと」だからしょうがない。

とりあえず私のnoteでは「私のやりたいこと」を表現するときに、一番包括的でしっくりくる「空間づくり」というワードを使っていこうと思います。

そもそも日本という国が街づくり後進国であり、「街づくり」が最後の成長産業と言われるほどまだまだ問題視されていない。だから、キーワードも少なく自分のやりたいことのはコレ!としっくりくる言葉が見つからない。
大学生のときに少し触れたて知ったのは、街づくりに関する文献が少なく優れた事例や知見を吸収しようと思うとまだ日本語訳のされていない文献ばかりだったりする。私は教授にドイツ語文献の翻訳を頼まれてました(汗)

私のやりたい空間づくりが、カフェのもつ社会的役割と近しいから「カフェという業態を通して街づくりがしたい」。「カフェをやりたい」はちょっと違う。あと「カフェをやりたい」と聞くと「こいつ中身なさそう」と思うのは私だけかな(笑)もちろんそんなことない人もいますよ!!!


なんでやりたいの

私は5年半前にうつ病になるまで自分のことを考えもしなかった。ほんとうに何も考えていなくって、誰かの人生を必死に生きてきた。

受け取る感情(内向的感情)気が付いてしまう情報(外向的直観)が多い私は、集団に属するとあまりの情報量の多さでいつもキャパオーバーになってしまってた。そこにいるだけで精一杯で、常に緊張に晒されていた。その情報量の多さに疲弊し、帰ってもエネルギー不足で自分にフォーカスを充てる時間がとれない。そして就活を迎え、初めてその狂ったベクトルを無理やり自分の内側に向けたときに私はついに壊れた。

そんな私が逃げるように通い始めたのがカフェだった。「もっと自分のことを考えないとダメだ」と思ったわけでもなく自然と考えまくるようになった。本能的に生存戦略をとる行動だったんだと今では思う。ただ、それに適した場所がカフェしかなかった。カフェは「サードプレイス」という第三の居場所の役割があることはあとから知った。もちろんただ座って呆然としてただけの日もある。それでも何か、自分のなかの心のバランスが少しだけ修復されるような気がした。

あの日々がなければ今の自分はない。自分について何も知らないという絶望に向き合い、観察と思考を繰り返す日々。今では以前の自分では考えられないほどの思考力と好奇心が芽生えた。観察して吸収して研究して悩んでニヒリズムに傾倒しかけて立ち直って、やっと希望を抱けるようになった。こうしてnoteが書けるようになった。

カフェにはとてもお世話になったし、それなしでは今後も生きてはいけないだろう。ただ自分を取り戻した私がカフェに感じるようになったのは「物足りなさ」だった。散々助けてもらって何を文句言ってるのだろう。違う。お世話になったからこそだ。「もっとこうなったらいいのに」という日本のカフェ形態の改善してほしい箇所が通えば通うほどえてきた。


どんな空間づくりがしたいの?

スターバックスのようなマイプレイス型といわれるサードプレイスは「ひとりのくつろぎの場」として設計されている。戦略として狙った結果、スターバックスコーヒージャパンは成功した。家や職場でできないことをしたりリラックスする場所、日本のカフェではのほとんどがこれにあたる。ありがたい空間であることは確かだけど、それまでといえばそれまで。


スターバックスの経営戦略


「逃げ」の場所として使用されるきりで、そこから何か発展することはまずない。既に属している組織や家庭以外で、誰もが気軽にアクセスできる貴重な社会の交わりの場所なんだから、「逃げ」ばかりではなくポジティブな可能性の生まれる場所になったっていい。

つまり、「イギリスのカフェやフランスのパブのような社会的交流型のサードプレイス」と「個人のくつろぎと逃げのためのマイプレイス型サードプレイス」の融合したカフェをつくることで、ストレスを抱えた人や創造性を腐らせている人をすくい上げ、推進力を持てました人や創造性の刺激に飢えた人にエンジンをかける。

街にシームレスに開放された、すべての人が交差し何かを生み出せる場所。そんな空間が増えれば、普通にしてたら交わることもないような人間性どうしが互いに理解を深め、才能を統合することができて画期的なアイデアが生まれ、いろいろなタイプのイノベーターが増える。社会がどんどん柔らかく創造性に溢れ、ストレスから解放されると思う。

スタバにもアトリエっぽい「京都BAL店」などはありますよ!
若手アーティストやクリエイターの作品が集まってます


まだまだ言葉にすることが難しく、ヴィジョンも不透明でもどかしくってたまらない。

空気、雰囲気、空間、社会の機微を上手に掴むことができるのが私の最大の強みのひとつであり、使い方を間違えると弱みにもなる。そんな私自身の性質とも向き合い続けうまくコントロールして、街を社会をほぐす、空間づくりがしたい。これだけは確か。


m…もどかしいっっっ!!!(怒)

いただいたサポートは、夢の実現に必要な勉強(空間づくりの勉強になる本や映画の購入、気になるカフェや公共空間へ実際に足を運ぶなど)に投資させていただきます! 吸収した知見はできるだけ記事にして皆さんに還元し、一緒に共有できたらと思ってます。よろしくお願いします!