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【ウェビナーレポート】Twitterトレンド徹底調査!今年のTwitter運用で押さえておくべきキーワードとは?

こんにちは。るいき(@ruiki_k)です。

普段はコムニコという会社で、ウェビナーをやったりしています。
1/19(木)、「Twitterトレンド徹底調査!今年のTwitter運用で押さえておくべきキーワードとは?」というテーマでウェビナーを実施しました。
今回は、その内容をまとめてみたいと思います。

では、いってみましょう!

Twitter における “モーメント” の重要性

まず、Twitterというプラットフォームの特徴として、「What’s happening?」というキーワードに代表されるように、「“いま何が起こっているか”がわかる場所」と表現されます。

そんな中で、特定のキーワードに関する言及が多くなると、Twitterトレンドにランクインし、トレンドキーワードを含むツイートはより多くのユーザーの目に触れやすくなるという流れがあることは、ご存じの方も多いかと思います。

2023年2月3日(金) 18時頃のTwitterトレンド

トレンド入りするには、「ツイートされた数」「ツイートした人数」「瞬間風速的に増えること」が必要です。
RTが広がっていくだけではトレンド入りすることはありませんので、たとえばTwitter上でキャンペーンを実施してトレンド入りを果たすことを目的とした場合、RTではなく、引用ツイートやハッシュタグツイートを条件とするのが良いでしょう。

トレンド入りに必要な要素のイメージ

2022年のTwitterトレンドは?

年末に行われた「Twitterトレンド大賞」というイベントで、2022年で最も話題になったトピックは何か、という発表がありました。

#Twitterトレンド大賞とは?
2022年にTwitterのトレンドにランクインしたワードを発表(※)。
今年、本当に話題になったできごとを紹介します。
みなさんにとっての2022年のトレンドは、なんですか?

※ツイート数・トレンド欄のワードクリック数/露出回数など

引用: #Twitterトレンド大賞 公式HPより

そして、実際に大賞となった各カテゴリのトレンドは以下の通り。

「モーメント」とは?

上記のツイート画像の注釈にも入っていますが、これには「毎年の話題(バレンタインなど)」が含まれていません。
ハロウィンやクリスマスなど、季節性のあるトピックのことを 「モーメント」 と呼んでいます。

Twitterトレンドランキングは「コムニコ マーケティングスイート」管理画面より

あえてわかりやすくするために表現すると、突発的に盛り上がるトピックをトレンド季節性などから予測できるトピックをモーメント、と分けられるかと思います。

Twitter トレンド予測

ここからは、2022年で1日10回以上Twitterトレンド入りしたキーワードのうち、2023年以降も参考にできそうなモーメントをご紹介します。
ぜひ今後のTwitter運用の参考にしてみてください。

【注意事項】
日付の記載はあくまで2022年で実際にトレンド入りした日付であり、2023年のトレンド入りする日付を予想するものではありません。
たとえば「成人の日」は2022年では1月10日でしたが、2023年では1月9日となります。

1月〜3月のトレンドは?

1/1: 新年早々 (18回), Happy New Year (11回), 謹賀新年 (11回)
1/10: 成人の日 (14回)
1/22: カレーの日 (15回)

2/2: ツインテールの日 (17回)
2/3: 恵方巻き (22回), 節分の日 (12回)
2/14: ハッピーバレンタイン (15回)
2/22: にゃんにゃんにゃんの日 (24回), 猫の日 (23回), ねこの日 (21回)

3/3: ひなまつり (15回)
3/8: 国際女性デー (10回)
3/14: ホワイトデー (24回)

2022年2月22日は「2」がたくさん含まれることから「スーパー猫の日」とされ、近年でも特にトレンド入りする回数が多かったように思います。
お正月や猫の日に関連したキーワードがそれぞれ3つずつありますので、投稿に組み込む場合はこれらのどれかを使うよう意識しましょう。

1月〜3月は他にもカレーの日、節分、バレンタイン、ひなまつり、ホワイトデーなど、食に関連するモーメントが多いです。
食品・飲料メーカー、小売系の企業さんは注目の季節でした。

具体的な企業の投稿事例などは、ぜひ弊社のブログをご覧ください。

4月〜6月のトレンドは?

4/1: エイプリルフール (23回) ※ 3/31にも 16回 トレンド入り。
4/28: ゴールデンウィーク (10回)
4/29: GW初日 (13回)

5/4: みどりの日 (15回)
5/5: こどもの日 (21回), 子供の日 (11回), GW最終日 (10回)
5/6: ゴムの日 (15回)
5/8: GW最終日 (15回), 母の日 (14回)
5/10: メイドの日 (22回)
5/23: キスの日 (24回)

6/9: ロックの日 (16回), 祝千葉県民の日 (11回)

エイプリルフールは企業がこぞってネタに走った投稿をすることは既に広く知られていますが、実は最近3/31でも「エイプリルフール」がトレンド入りしていることをご存知でしたか?
翌日に何かが起こるという期待感を煽るような投稿や、今年は何もしない旨を表明する投稿など、種類は多岐にわたります。

具体的な企業の投稿事例などは、ぜひ弊社のブログをご覧ください。

7月〜9月のトレンドは?

7/7: 七夕の願い事 (18回), 七夕の日 (17回)
7/11: ラーメンの日 (17回)
7/18: 海の日 (12回)
7/23: 土用の丑の日 (17回)

8/2: バニーの日 (23回), パンツの日 (15回)
8/8: 世界猫の日 (17回)
8/9: ハグの日 (14回)
8/11: 山の日 (11回)
8/17: 黒猫感謝の日 (10回)
8/19: バイクの日 (13回)
8/21: バニーの日 (10回)
8/29: 焼肉の日 (10回)

9/19: 敬老の日 (11回)

7月の七夕は、フォロワーのみなさんに願い事を聞く、もしくは自分たちの願い事を聞いてもらうというフォーマットが出来上がっており、非常にコミュニケーションを取りやすいモーメントになっています。
この時期にTwitterキャンペーンなどを並走させる企業さんも多いかと思いますので、参考になさってください。

具体的な企業の投稿事例などは、ぜひ弊社のブログをご覧ください。
※ 記事は昨年のものになります。

10月〜12月のトレンドは?

10/4: 天使の日 (12回)
10/14: 鉄道の日 (12回)
10/31: ハッピーハロウィン (14回), HappyHalloween (13回), Happy Halloween (10回)
※「Happy」と「Halloween」の間に半角スペースがあるかないかが違います

11/3: 文化の日 (12回)
11/4: いい推しの日 (23回)
11/11: ポッキーの日 (13回)
11/22: いい夫婦の日 (22回), いいツインテールの日 (16回)
11/23: 勤労感謝の日 (14回)
11/29: いい肉の日 (14回)

12/24: クリスマスイブ (14回), クリスマス (10回)
12/21: 大晦日 (12回), 最後の日 (11回)

10月のハロウィンと12月のクリスマスは、Twitter上で会話が多くされるイベントの代表格です。
これに挟まれた11月はイベントの印象は薄いものの、「いい◯◯の日」というような汎用性の高い語呂合わせが可能な月となっており、トレンド入り回数10回未満のモーメントが非常に多くなっています。

ちなみに、私は11/29の「#いいにくいことをいう日 (5回)」というトレンドが大好きで、いつも各社さんの自虐的なユーモアに笑わせていただいています。

具体的な企業の投稿事例などは、ぜひ弊社のブログをご覧ください。
※ 記事は昨年のものになります。

トレンド(モーメント)をキャッチアップする方法

企業のSNS運用においては、関係各位による校正・校閲などを実施するなどにより、ある程度事前に投稿をスケジュールしておく流れが理想です。
その安定した運用の中でTwitterの盛り上がりをうまく活用するためには、このモーメントの活用が必要不可欠です。

もちろん、定期的にTwitterトレンドをチェックし、即座に投稿に反映できる運用体制が組めるようであればその限りではありませんが、これを難しいと感じる企業のSNS運用担当者の方も多いことでしょう。

ここからは、これまでのご紹介してきたモーメントをどのようにキャッチアップしていけばよいか、具体的な方法をご紹介していきます。

Twitter モーメントカレンダー

Twitter社が提供している「Twitter モーメントカレンダー」というコンテンツがあります。
ただし、2023年2月2日時点で2023年のカレンダーが公開されていません。
これが更新されるまでは、2022年のカレンダーを参考程度に参照するのが良いでしょう。

コムニコ特製!Twitterトレンド予想カレンダー

弊社では、Twitterトレンドを独自でまとめた「Twitterトレンド予想カレンダー」を公開しています。
弊社のメールマガジンにご登録いただくとDLできるようになりますので、もしよろしければご利用ください!

コムニコ マーケティングスイートの「トレンド実績」機能

弊社の投稿管理ツール「コムニコ マーケティングスイート」では、最新のTwitterトレンド情報や月ごとのTwitterトレンド情報をご確認いただくことが可能です。
それぞれ投稿作成画面から確認することが可能なため、トレンドの確認から投稿までをシームレスに行える点がポイントです。

Q&A

ここからは、今回のウェビナーで実際にいただいた質問への回答を抜粋してまとめていきます!

Q. 事業内容が、トレンドに入るようなビッグモーメントと絡めにくい。ボリュームは低くても自社と関連性のあるモーメントを探す方法はあるか?

A. 日本記念日協会さんのHPをオススメします。
キーワードを入力するとそれを含む記念日を教えてくれますし、逆に日付を入力するとその日がどんな記念日なのかを、制定された理由などとともに教えてくれます。

Q. あまり宣伝っぽくならないように自社製品を紹介したい。投稿を作成するにあたってコツはあるか?

A. 製品情報や会社紹介などのみなさんが発信したい情報と、有益な情報や面白い情報などのユーザーが求める情報は違います。
今回ご紹介したようなモーメントを踏まえた投稿も、ただの面白コンテンツになってしまっては意味を成さず、モーメントと製品情報などをうまく組み合わせて興味を持ってもらえるよう意識しましょう。
具体的な企業の投稿事例は、ぜひ弊社ブログをご覧ください。

Q. トレンド入りさせるコツはあるか?

A. 先にも述べた通り、トレンド入りするには「ツイートされた数」「ツイートした人数」「瞬間風速的に増えること」が必要です。つまり、RTが増えるようなバズではなく、ユーザーの自発的なツイートが増えるようなバズを狙う、というのが大前提になります。

そのうえで、共感を生める、もしくは目からウロコような内容であったり、余白(=ツッコミどころ)のあるようなユーモアのあるコンテンツを作り込んでみると、トレンド入りが見えてくるかもしれません。

  • トレンドが多すぎて何を投稿すればいいかわからない!

  • コンテンツの質を上げてよりブランディングを図りたい!

  • プロのノウハウを取り入れてアカウント運用を強化したい!

  • トレンドを踏まえて改善点を提示してほしい!

などなど、Twitter運用でお困りの際はぜひコムニコまでお問い合わせください!
(Twitter以外のご相談も受け付けておりますので、何卒!)

おまけ

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