見出し画像

経済的破綻男性には典型的特徴が。

絶望的にネガティブなタイトルですが、必ずしも平均値から低いとは言えない水準での給与所得者であるものの、個人再生、破産に至る男性の典型について。あくまで私の兼業仕事から垣間見えるもの。ジェンダーバイアスのある表現についてはご容赦ください。

男性の破綻者に多いのは場合は、離婚経験者。ものすごく年下の女性と再婚していて、ものすごく小さな子供がいるケースが少なくない。前妻との子もあったりして、扶養しなければならない子供の数が日本の出生率の何倍にもなっていたりする。妻は専業主婦または扶養の範囲内で働いている。女性を働かせたくないのは女性に頼られてたい、ってことなんか。おそらくそれなりにモテたりしてきたりもすると、女性をとっかえひっかえすることにも抵抗がない。人生計画を希望的観測で立てて、楽観的に変更を加える。これまでも何とかなってきたし、何とかなるだろうという、妙な自信と自己肯定感が見え隠れする。

もちろん、こうした人たちイコール経済的破綻者、と言いたいわけではありません。破綻者の内訳をみると、こういう人たちの占める割合が高い、と言いたいのです。

離婚、再婚、非婚、結婚は個人のご自由なんですが、それに伴う経済的コストをあまりに低く見積もっているか、考慮していないのではないかと思われます。「なんとかなるよ」「なんとかするよ」の楽観で人生に重要な変更を加えている男性。現実ではなく、希望を見る男性。お金はないが夢はある男性。でもかっこいい台詞と都合のいい妄想だけでは、生活できませんから。家族に借金をばれたくない、家族に内緒で破産したいという人が多いのも女性の破綻者との大きな違い。こういう事象と縁のないかたは驚くかもしれませんが、誰にも知られず個人再生や破産をしたいって人はけっこういます・・・破産を検討するような状況で、まだ借金隠したいとか、なんの見栄や?と思うんやけど。演技性パーソナリティ障害気味な男性が実所得と乖離した妄想生活を実践してしまいがちです。

借金て、ゆとりの先食いだと思うんです。そのつけを、がんばれば自分ならいつか払えるって思うんやに。「まだ本気出してないだけ」って理屈と親和性が高い。いやむしろ同じか。


経済的破綻女性、男性ともに共通するのは悲観の欠如に思えます。悲観した、最低最悪の未来を想定をしたら、借金て簡単にはできない。

自分が大事にしている言葉をふたつ

「悲観や絶望は身を守る」
常にダウンサイドリスクを意識して生きる。特に、ブラックスワン(←めったに起きないけれども、起きたときの被害は甚大な想定外の何か。震災やテロや事故や未知の不幸)を想像する。そういう能力があれば、お金持ちになれるかどうかは知りませんけど、破産はしなさそうです。

「NO MONEY NO FREEDOM お金がなければ自由はない」
いくらの自己資金が必要かは、人生観と人生設計次第ですが、楽観と妄想のセルフイメージだけでは生きられない。て思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?