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経済的破綻女性には典型的特徴が。

絶望的にネガティブなタイトルですが、兼業仕事で垣間見られる人生模様を備忘的にまとめたいです。以下、ちょっとジェンダーのバイアスがかかった表現もありますが,何卒ご容赦ください。

経済に下方圧力がかかり続け、一億総中流はファンタジー(妄想)になったといわれる日本ですが、個人の収入や資産状況と経済的破綻が直接的に結びつくとはいえません。

個人の収入、資産が平均値を大きく下回っていたとしても、代々の土地や家があり大家族で住んでいたら、けっこうそれなりに快適な暮らしができたりします。私は最寄りの近鉄駅まで徒歩40分くらいの地方(平たく言うと田舎)で育ってきたので、親戚一族が隣近所に住んでるご家庭はまわりにいくつもありました。畑をしたり舟を出したりする人もいたので、物々交換もまだまだけっこうありました。個人の所有する金銭がすくないことが破綻の原因にはなり得にくかったんです。

その一方、平均値を大きく上回っている世帯年収のご家庭でも、「黄金の牢屋」(←立派な建物に住んでいるけれども、その中身は苦しいローン)や教育費に縛られて身動きが取れない人も、少なくありません。

そんななか、個人再生や自己破産に陥る給与所得女性には、どうにも典型があるという印象を持ちました。あくまで私が兼業仕事上で見かける人の特徴ですが、自己犠牲的なことに存在意義を見出している女性がそう。「私がいなとだめなのよ」「私がいなくなったら心配だわ」とか言う人。あれ。はたで見てると、いわゆるダメ男に尽くしたがっている、もしくはダメ男を作りたがっている人。本来やる気や能力がある人のそれを奪ってしまってまで、お世話を自分の仕事そして生きがいにしてしまっているようにみえます。夫、恋人、子供から自立心や自尊心を取り上げてしまっているのです。何かあっても自分がやってあげる!私が何とかしてあげる!で借金をしたり借金の保証人になったりまでしてしまう。そういう人たち。真面目だったりやさしかったりするのかもしれません。男が大きく踏み外しても「でも謝ってるから」「かわいそうだから」と突き放すことはしない人たち。頼まれてもない、背負う必要のないものまで進んで背負ってしまう人たち。正直こういう人たち、DV被害にも遭いやすい。そして、加害男性と別れても、またDV男と付き合うんですよほんと・・・

DVをなくすには加害男性側だけでなく被害女性側の教育も必要なんだって言われてますけど、頷くわ・・・実際のところDV被害女性の精神構造と経済破綻女性の精神構造、似てる気がします。

もちろん買い物依存症みたいなことでの破綻女性もいますが、共通して言えるのが、自分への評価をものすごく他人軸(他人目線)にしてしまっていることが原因ではないかと思うのです。他人にどう見られたいか。頼られたい、いい人と見られたい、ファッショナブルに見られたい、とか。自己完結的、自己充足的な自分軸の人間は、破綻に結びつく借金をしてまでどうこうって、あんまりないようなんですよね。

いや~私はそう考えると他人に無関心なんでしょうか、そういう自己犠牲はないわほんと(苦笑)。

タイトル画像は「ぢつと手を見る」ってタイトルの像。函館市内で見つけました。






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