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【弁護士監修】親権取得で大切なこと

【はじめに】

父母のどちらが親権者となるべきかについて、裁判所は様々な事情を考慮します
今回は、その中でも、特に重視されているものについて解説します
これからの行動で何とかできるものもありますので、親権の取得を希望される方は、参考にされてください

【親権を決める上で考慮される事情】

親権を決める上で考慮される事情については以下が考えられます

・これまで主たる監護者が父母どちらであったか
・現在の監護との継続性
・双方の監護環境
・双方の監護能力
・子どもの意思
・面会交流への許容性

【最も重要な事情】

多くの事案で、これまで主たる監護者が父母どちらであったかという事情が重要となります

これは、これまで子どもを監護してきた方が、例えば子どもの日々の食事、病気、学校等の環境についても把握しており、慣れており、子どもにとって良いと考えられるためです

【その他重要な事情】

ただ、これまでの監護状況は今後変えることはできません

他方で、以下の事情については、これからでも変えられる可能性があります

・双方の監護環境
・双方の監護能力
・面会交流への許容性

例えば、監護環境については、あなた一人の力で子どもの監護をしていくことが難しい場合、両親や親戚などにサポートが得られるなら、そのような補助者の存在を主張していくことができます

また、面会交流への許容性について、面会交流を一切許さないとすると親権の判断にあたってマイナスになることがありますので、面会交流にも一定程度協力する姿勢を持つことをおすすめします


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