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ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』(集英社/1998年/原作1925年)を読む。実はウル…
ホセ・ドノソの『別荘』(現代企画室/2014年/原作1970年)を読む。ドノソと言えば『夜のみ…
『四谷怪談』を読んだ。読んだと言っても原文で読んだとかではなく、講談社の「少年少女古典…
町田康の長編小説『告白』(中央公論社/2005年)を読み終わる。図書館で借りたのは年の瀬だ…
今回は、いつも本選びの参考にさせて頂いている百句鳥さんの読書レビューに載っている本を読…
約五年以上も久しく読んでいなかったシェイクスピアを読んだ。過去、『ハムレット』『真夏の…
トーマス・マンの『ブッテンブローク家の人々』(岩波文庫/1969年)を読み終わった。十数年前に読んだ北杜夫の『楡家の人びと』が今でも印象深く、同時期に太宰治の『斜陽』を読んだところ、しみじみと「没落していく家族」の物語が面白いと感じていた。(面白いとか言っていいのかは分からないが…。)近年チェーホフの『桜の園』を読んだせいか、最近になってまたそのことを思い出し、気まぐれに北杜夫のことを調べていると、なんと『楡家の人びと』は1901年に書かれた『ブッデンブローク家の人々』に影
かれこれ古本屋で購入してから一年、いやそれ以上かかっていたかもしれないバルガス=リョサ…
今度、清流劇場の『野がも』を観劇しに行くので、予習がてら原作であるイプセンの『野鴨』(…
映画ではそれこそ『犬神家の一族』(1976年版←多分)や『八つ墓村』(1977年版)を観ていた…
久しくギリシア悲劇を読んでいないので、図書館の棚で何か借りようかと悩んでいた。オイディ…
E・Lカニグズバーグ(1930年-2013年)というアメリカの女性作家を知ったのは、例によって母…
ヴィクトル・ユゴーの『ノートル=ダム・ド・パリ』 (「ヴィクトル・ユゴー文学館 第5巻」/…
『グレート・ギャツビー』(村上春樹訳ライブラリー/中央公論社/2006年)を読む。きっかけは母の推薦である。常々「村上春樹の面白さ(あるいは面白いと言われる由縁)は何か」を、彼の著作を読むことで探り合ってきた我々親子。ちなみに、初期短編集の『納屋を焼く』(新潮文庫/1987年)は母も私も納得の面白さであった。ところでその母がある日「グレート・ギャツビー良かったよ。」というメールを送って来た。「村上春樹はこれがやりたかったんだ〜と納得。」と続く報告。そんなに言うなら読まなくて