ラグビー野郎が「footballista」を読み漁る
『footballista』っていうサッカー雑誌をご存知ですか?
サッカーの『中』の人ならご存知の方も多いかと思いますが、『外』の人にとってはどうでしょう?
購読者には『ボリスタ』などと呼ばれ、主に海外のリーグやチーム、選手や監督などの情報を取り扱うサッカー雑誌です!
一昔前のサッカー雑誌と言ったら(と言っても30年近く前の話ですが...)
「サッカーマガジン」 と 「サッカーダイジェスト」
しかなかったような気がします
私は毎月購入して、ポスターを部屋の天井に貼ってました!
実は私、元々サッカー小僧でして、中2のとき「Jリーグ」が開幕し、本気でJリーガーになるって思っていたうちの一人です
小5のとき、国立競技場でトヨタカップを観戦し、バレージ(ACミランのリベロ)とイギータ(規格外のGK)、ACミランのオランダトリオに興奮したのは忘れません
小6のとき、皇帝ベッケンバウアー率いる西ドイツが優勝したワールドカップイタリア大会を学校から帰ってはNHKで見てました!
大好きなマラドーナがいるアルゼンチンとACミラン所属のトリオがいるオランダを応援していたのですが・・・
まぁ〜そんなサッカーの思い出話はさておき、ラグビー野郎へと転身し、その後ラグビーアナリストにまでなってしまいました
「footballista」との出会い
ラグビーアナリストとしてトップリーグチームに所属していた2015年11月。
基本、毎年11月はウィンドマンスといって日本代表活動期間だったため、シーズンが一時中断します。少し余裕な時間もできるので、大好きな本屋にぶらりとビジネス書を探しに行った時・・・スポーツ雑誌コーナーで見つけちゃったんです!『footballista』
しかも見てください!この特集の内容!!『データ革命』って!
興味しかない!だから即購入し、読み漁りました
そこにはドイツ代表のSAPのこと、ナーゲルスマン やベンゲルのデータ活用の話、戦術分析の6つの仕事、ACミランやセビージャのアナリスト部隊の話など、競技は違えど、共感できることと刺激と学びの宝箱でした!
正直、なかなか当時 アナリストに関する書籍や記事なんてなくて、でもどうにかこの活動や役割を伝えたくて、もがいていた時でもあったので、最高の一冊になりました
そこからは『footballista』を毎月チェックし、自分にフィットしそうな分析や戦術、マネジメントに関する内容だった時は購入するようになりました
もちろん元サッカー小僧として、当時TVで見ていた選手が監督やコーチになっていることで、よりサッカーへの回帰が深くなっていきました
スポーツアナリスト になりたいって思ってる人、ぜひ購入してください!
必読です!!
私のお勧めバックナンバー
▪️ペップを先頭に当時のトレンドを作り出す監督たちが考える戦術パラダイムシフト
▪️誰もが予想しなかったレスターのプレミア制覇!
これを様々な角度から分析し、第2のレスターを生み出すには・・・
▪️ラグビーでもメンタリストやメンタルコーチの存在が大きく取り上げられ、個人的にスポーツメンタリストと相談させてもらったこともありました
▪️2016-2017シーズンを支配した5つの戦術トレンド
可変システムや5レーン理論、パワーフットボールはホッケーにも通じた
▪️ここまで来ちゃうとサッカーにもどっぷりハマり、戦術用語を理解することで、サッカー関係者とも情報交換させていただいたり・・・
▪️サッカーにおける2つの大きな戦術「ポジショナルプレー」と「ストーミング」を試合でどうやって生かしチームにするか、学びになる
▪️新世代スターの育て方
フランス代表のムバッペのワールドカップ活躍から読み解く育成について
▪️SNSを通じて情報交換を続けてきた戦術クラスタや分析関係の、hudlの高林さんやSPLYZAの河野さんが登場!他にも各ジャンルの現役アナリストの話がどっさりで、リアルタイム分析や魅せる分析でチームを変えるアナリスト情報満載の一冊です!
▪️ストーミングの変化から戦術やマネジメントを学ぶ
というより、とうとうサッカー雑誌にラグビー登場!ワールドカップでの日本代表の活躍もあり、なんとあの林 舞輝 氏とラグビー戦術クラスタの井上 正幸氏の対談!必読です!
▪️戦術的ピリオダイゼーションってなんだよ!?
いまだに全てが理解できていないので、なんども読み返そうと思います
余談
という感じで、まだまだご紹介したいバックナンバーはありますが、それはまたあとで
サッカーからも多くの学びと多角度的な知見をもらえているので、このサッカー雑誌を推薦しています
そんなおかげか、たまたま仕事上でfootballistaを発行している株式会社ソル・メディア様ともサッカーやスポーツ普及におけるお仕事をさせていただいたこともありました
正直 まだまだラグビーは書籍・雑誌なども含め、アウトプット量が少なく、SNSでもサッカー人の発信量には目が奪われるものがあります。footballistaや戦術クラスタ、関係者のみなさんからドンドン知識を吸い取らせていただきます!
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