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体の固い人

ヨガは静かな動作をすることが特徴です。自律神経の交感神経と副交感神経を交互に刺激して鍛えるのが特徴です。

ですから、ヨガを体操ふうにやったり、ストレッチふうにやったりすることはよくない。美容効果はあるけれども本来の内側から鍛えて強くする効果はありません。

4つのポイントがあります。ポーズがうまくできなくても体が固くてもこのポイントを押さえると効果があります。

動作をゆっくりやること。反動をつけないこと。

次に、動作と呼吸を合わせる。例えば、息を吐きながら体を前に倒す時、息を吐き終わっても体はまだ前に倒しきっていない。これは合っていない。動作がはじまったら、息を吐き始め、動作が終わると同時に息を吐き切るというのが良いのです。

息を吐きつつ動作をする。動作と同時に息を吐ききり、次の動作で元に戻す時に、吸い込みつつ、動作の終了で、吸い切る。

三つ目は、ポーズが決まったら、痛いところに意識を集中させる。足の筋が痛いなら、そこに意識を集中させると、痛みの感覚が脳細胞を占領して、その分、余分な雑念が消えてします。

痛みでの細胞がいっぱいになるような状態を作る。他のことは考えられない。

ホントかな、とは思いますが。

望月さんのヨガ教室に、バレエ学校の生徒さんが来られたそうです。生徒さんはすぐにポーズを取ることができるのですが、なかなかヨガができなかった、というエピソードがあるそうです。

四番目はポーズが決まって元に戻す時に体で起きている変化をじっくり味わうことです。例えば、足の筋が突っ張っていたら、半分緩めてあげる。そうすると突っ張っているのが消えていきます。段々緩む感じになっていく情景をあたまでかんじながら、する。そうすると心は、自然に、内側に向きます。集中力もつきます。

体の固い人の方が効果が現れるのが速い、そうです。体の固い人には朗報ですね。ネコも年取ったら、ヨガ、ですね。

さらに、時間は特に決めず、自分の時間の取れる範囲で、行うことで良いとされています。20分なら、2、3のポーズを作って終わり、とか。それで深いリラックスが得られます。4つのポイントを大切にしましょう。

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