内なる声

おはようございます。望月さんは、直感について語ります。

「ヨガをしていますと、直感とか、何かを察知する能力、アイディアをキャッチする能力が高まりますね。これは確かです。」

「ヨガでは人間の深い意識のなかにはいろいろな情報があるというのです。そこは宇宙の無限のエネルギーも貯蔵庫のようなところとも言えるんです。そして、瞑想するとそのエネルギーの場所にたどり着けるんですね。そこから、今自分がほしいと思っている情報なり、知識なり、アイディアをピックアップするだけでいいんです。

ちょうど川の流れのようなもので、そこに、さっと釣り糸を垂らすだけで、獲物を得るような感じですね。だから、インドでは、川のほとりに座って瞑想をするんですね。」

「自分の心、魂に問いかけると、その答えが、たまたま開いた雑誌にあったり、人と話しているときに浮かび上がってきたりします。」

瞑想をすると、何か困っている時に神様の声が聞こえ、難問が解決する、とおっしゃる方を知っています。その方は、「生きていく上で起こる問題は、全て解決できる。それは、瞑想をして、神の声を聞くことができるからだ。人間では解決できないことも、神は解決することができる。だから、問題はどんどん出てこい、と思いなさい。」とおっしゃっています。私も、しんどいことや問題が出てきても、落ち込まず、絶対解決できるから、問題どんどん出てこい、と思うようにしています。

また、テレビのコメンテーターさんが、宝くじの「ナンバーズ」をよく当てる、なぜか、という内容を放送していました。その方は、頭の中に、数字の川が流れていて、そこからピョンと数字が飛び出てくる、とおっしゃっていました。何度もナンバーズ当てておられるようです。不思議ですね。

「それと、瞑想をすると、直感が冴えてきます。私はこの直感というのは、宇宙の大いなる存在からのメッセージとか、サポートのように感じるんです。」

望月さんはアフリカの旅の途中で、大学生と出会い、翌日一緒に旅立つ約束をするのですが、その日になって、今日は、行きたくない、という気持ちになり、大学生さんに断りを入れたようです。一日遅れで出発すると、次の村で学生さんに出会いますが、彼は、交通事故に遭い、怪我をされていた、ということです。

五木さんはこのようにいいます。

「この道はまずいんじゃないか、とか、こうしないほうがいいんじゃないかという、内なる声が聞こえることが。一種の予感のような、人間が本来持っている原始的な、かつ非常に大事な力なんですが、それを知識で、あるいは、情報で打ち消していくんですよ。」

望月さん、

「ヨガをして、瞑想をして、リラックスすると、自分の魂の中の情報と健在意識とつながって、直感で正しい判断ができるようになります。その時、無心になっていないと正しい情報を見誤ったり、自分で間違った情報にしちゃうということがありますね。」

私自身は、直感があるという方ではないと思いますが、このような、いろいろな方の話を聞くと、不思議だな、面白いな、と思うことが多いです。

「気」の世界の探究は、ほんとうは、やっとはじまったばかりかもしれませんね。」というこばで、「気の発見」は締められています。