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大切な人生のパートナー

 私にとってのパートナーシップは、やはり夫かな。
いることで自分が素直になる事が出来たし、
自分の中で「自分」を持つことができたから。
どんな存在かというと「夫」以外に「友達」であり、
「弟」であり「兄」である、大切な存在。

子宮内膜増殖症で私が入院して、退院直後の2023年2月。
「子宮を焼いた手術を受けたじゃない。
これで生理が無くなっちゃうし、年齢的にも高くなってきているから、
結局子供が出来なくてごめんね。」
「もし子供が欲しかったら離婚してもいいんだよ」
と、申し訳なさもありつつ、入り混じる感情を押さえながら
こんなことを夫に言った。
「そんなこと考えてないよ。別れないよ。」
すかさず夫はこう言った。
そして私はこう思った。
「この人とこれから先も一緒にいよう」と。

更年期という心身にダメージがきているときに、
子供ができないと「言い渡された」心境。
諦めていた気持ちが強いながらも
ほんの僅かな可能性を信じていたので、
申し訳ない気持ちもあった。
それだけにとても一人だけでは
立ち直るのに時間がかかったのでは。
楽しいことは共有したり、悲しいことは聞いてもらって、
「一人だけでない」存在に気づかせてくれたね。

これからも一緒にいたいし、気持ちを共有したい。
お互い好きな事をして、今後楽しく暮らしたい。
それは何かと考えたよ。
お互い好きな事って「写真」かなって。
だから写真を趣味にしようと。

更年期を乗り切るのは大変だけど、理解しあえることが特効薬。
子供がいない夫婦だけど、それでよかったと思えることもあるし。
子供がいなくても幸せなんだと、
更年期がつらくてもいつか笑える時が来るんだと、
私たちがモデルケースにしたいなって。

そして、私を好きでいてくれてありがとう。


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