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『1984』

『1984』
ジョージ・オーウェル著

1949年に発表されたいわゆるディストピア小説。

核戦争後の1984年の世界を舞台に、オセアニアという国家に住む主人公ウィンストン・スミスの日常が展開される。

ビッグ・ブラザーと呼ばれる党首が絶対的な権力を握り、テレスクリーンという監視器や思想警察によって人々の行動や思考が厳しく管理されてる。

ウィンストン自身は、党の都合に合わせて歴史や事実を改竄する仕事をしている。内心で党への反抗心を抱いていて、拷問や洗脳を受ける。

ニュースピークという言語では、自由とか、平等という言葉が消されているのだけど、結構怖い話だと思うのだけど、気づけないのだろうね。

よく、外国語に訳せない概念みたいなものがあるのだけど、有名なところだと「もったいない」とか「おもてなし」とか。もちろん逆もたくさんあるのだろうけどね。愛とか平和みたいな言葉がなくなってしまったら、、

インターネットやSNSでは、情報があふれている一方で、フェイクニュースやプロパガンダも多く存在する。どこかの教会の牧師先生が言っていたのだけどニュースで取り上げる話題の80%以上は、否定的なことらしいから、四六時中ニュースを見ていると気が滅入るようになるらしい。

スマホ、カメラ、PASMO、Suicaカーナビも含めて、位置情報や行動履歴などが記録されているのが、現実。情報は、実際のところ、どう使われているかわからないが、政府に渡っていたりしたら、デストピアだね。

自分の発する意見は、本心なのか?何となく、誘導されていないだろうか?とか、考えると怖い。

いまは、様々な情報に触れられて、
GPTとか、Bingとか、すごいけど、
思考誘導について使われたら、ヤバいね。

Blue in green

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