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愛しのBSプレミアム

みなさんはテレビのBS契約されていますか? 
ついでに言うと、NHKのBSプレミアムに加入していますか?

私は、BSプレミアムが大好きです。
愛しています。BSプレミアムのない世の中では生きていけない。
受信料、喜んで払いたい。
ワイドショーのような下世話な情報を流していないところ、見るとちょっと賢くなったような気がすること、何より、CMがないところが好きです。

今夜は、週末の夜、酔った勢いで、好きなBSプレミアムの番組をいくつかご紹介します。(お供のお酒は、ジンの炭酸割りとハイボール)
*放送が終わっちゃった番組もあります(再放送に期待!)

1 美の壷

毎週録画して仕事から帰って晩御飯や晩酌のお供に見ています。
30分番組でさらっと見られます。
俳優の草刈正雄さんが、ナビゲートする暮らしに隠れた様々な「美」を紹介する番組。草刈さんは、ちょっと歴史と伝統のあるハイソな家柄のご主人という設定。
この番組を見ると普段見慣れた食べ物や日用品に隠された歴史や物語、新たな楽しみ方を知れて、とても素敵なものに見えてたり、着物や焼き物、絵画や旅のようなちょっと手の届かないものも紹介される回は、ため息とともに羨望のまなざしを向けたり。
BGMがジャズとというところも「大人」の空気を纏っていて好き。
でもいつになっても、美の壷を体現できる人間にはなれてないが悲しいところ。

2 新日本風土記

番組のコンセプトは「もういちど、日本」だそうです。
この番組の何が好きって、オープニングの歌です。年配の女性が、深い山で誰かに歌い掛けるような声。日本人がずっと自然とともに生きてきた、そのとてつもなく長い長い時間を感じさせるメロディ。どこか懐かしくて、神々しい。胸にぐっとくる。私たちの暮らしは、楽しいことばかりではなかった。むしろ辛いことの方が多かった。それでも人は懸命に生きて、土地を自然を守ってきた。そして、これからも。そんなことを考えさせられる、不思議な歌なのです。
このオープニング曲に合わせて、松たか子さんのナレーションが入るのですが、これがまたぴったりなのです。
なぜか、見終わると毎回甘っちょろい自分の横っ面をひっぱたかれたような気がする、そんな番組(あくまで個人の感想です)


3 世界入りにくい居酒屋

もう、大好き!! 飲兵衛にはたまらない番組。
観光客は絶対行かない、世界中の地元の人による地元の人のための居酒屋を取材した番組。
日本の赤提灯の海外版という居酒屋が毎回紹介されいています。
どのお店にも共通なのは、優しくて太っ腹でちょっと個性的な店主と、その店主と伝統の店を慕う常連客がいること。安くて、たっぷりで、とびきり美味しい料理と、美味しいお酒があること。
いいなあと思うのは、年齢、性別を超えて、店主も客も友達のような交流をしているところです。リタイヤしたじいちゃん、ばあちゃんが、ランチがてら昼間っから飲みにきて、トランプしたり、だべったり、そこに若い学生やランチに寄った会社員がやってきて、話相手をしたり、一緒に乾杯したりしてます。そんな光景日本で見かけます? そういうのいいなあって。年寄りも若い人もみんな地元の仲間! なんのためたらいもなく、フレンドリーに暮らしている。
お年寄りも一人暮らしだってさみしくないし、若い人は人生の先輩から学ぶチャンスがありますよね。日本も、特に地方の過疎地は、これからそうなっていかないといけないなあと、いつも見ていて思わせられます。
あと、ヨーロッパ人は酒に強い。まあ、とんでもなく飲みます。食べます。その飲みっぷり、食べっぷりがまたたまらない。
いつか、どこでもいい、ここの登場したお店に行ってみたい!

4 グレートトラバース

登山の経験は全くありません。
たぶんこのまま生きれば、人生で登山に出会うことってないような気がしています。
だからって、山が嫌いなわけじゃないんです。人が山に登っている番組を見るのは好きなんです。
それで、時々見ているのがこのグレートトラバース。
アドベンチャーレーサー田中陽希さんが、日本の百名山と呼ばれる山々を踏破します。現在は、百どころか、二百とか三百とかの名山を完全人力で登るなんだかとってもすごい企画です。
なんといっても、この田中さんの登山のスピードに毎回びっくりします。
マラソンですか? と思うような速さで、山の斜面を登っていくのです。すごいの一言です。「平均的な時間より、◯時間早く到達」というナレーションばかりです。
山のことも登山のことも全然わかりませんが、山のてっぺんから見る絶景とか、空の青さとか、山の険しさ、厳しさみたいなものは、見ていてとても感動するんです。
あと、何よりすごいのは、これを撮影しているってことですよ。
時はドローンを飛ばしたような映像だったり、田中さんが険しい崖を登ったり、猛スピードで走ったりしているところを、一体どうやって撮影しているんだろうといつも不思議に思っています。
撮影クルーの人たちって、どんだけの山登りの達人なんだろう。
撮影の裏側が知りたくてたまりません。

5 チョイ住み


「暮らすように旅する」をコンセプトに、東京で暮らしていたら絶対会わないであろう二人が、海外で部屋を借りて一週間暮らすという番組。
あいのりとかテラスハウスでは?という話をネットで見たことがあるんですが、いかんせん私が、あいのりもテラスハウスも見たことがないのでちょっと違いが述べられません。

とにかく、この番組のすごいところは、その組み合わせの妙です。
一例を挙げます。
2015年 パリ   千葉雄大 ×  武井義明
2015年 ロンドン 成田凌  ×  辻仁成
2016年 台湾   亀田興毅 ×  藤井フミヤ
2016年 ハバナ  野村周平 × 土井善晴
2016年 リスボン 竹内涼真 × 小川直也

あげればまだまだありますが、とにかく面々がすごかったんです。
一方は、その世界では有名人と呼ばれるような大人の男性。
もう一方は、千葉雄大、成田凌、野村周平、竹内涼真。彼らのこと当時はまだ「この子だれ?」と思うような(すみません)若手の俳優たち。
特に竹内涼真くんの回はよかった! 竹内涼真くんは、物怖じすることなくどんどん現地の人に話しかけていって、お店の情報や観光地の場所を聞き出します。イケメンってやっぱりお得なんですかね。小さい女の子も若い女性も、妙齢の女性もみんな竹内涼真くんの笑顔に釘付けなんです。
一方、小川直也さんは、そんな竹内涼真くんのアクティブな行動を兄のように静かに見守っています。料理も小川さんの担当。大きな体を丸めて、小さなキッチンに立っている様子が、可愛らしい(すみません)
小川さんが、涼真くんについて行く、そんな感じで、二人のキャラがとても意外で面白かったし、新たな一面をしって、ますます二人を好きになった、そんな回でした。
どの回もそうですが、夜になり、家で夕食を作って食べます。お酒も入って、本音が飛び出します。若い駆け出しの俳優たちは、自分の人生の進め方について悩んでいました。そんなとき、相手の人たちは、自分の歩んできた人生を振り返って、若い彼らに自分の経験を話してきかせたり、人生のアドバイスを送ります。
見ている私たちも沁みる言葉たち。
大人たちは皆、若い彼らの頑張りと成功を心から願っていました。
(残念ながら細かいところを忘れちゃったからまた見たい)
そのせいかどうかはわかりませんが、どの俳優さんもその後、とても有名になりましたよね。(あれからずっと竹内涼真くんと辻仁成さん推し)
娘と見ていて、最後はかならず「私たちもちチョイ住みしたーーい!!」と叫んでしまう、本当にいい番組でした。

(追記)
なんと、チョイ住み、新作が放送されるそうです。

チョイ住み in バルセロナ
旅するのは、プロレスラーの蝶野正洋さんと、俳優の杉野遥亮くんだそう。

それに先駆け、竹内涼真くんと小川直也さんのチョイ住み in リスボンが再放送されました。(記憶違いをしていたので、noteの内容を修正しました)

さて、次は……と言いたいところですが、ついに、お酒が切れてしまいました。

まだまだ語りたいところですが、続きはまた次回ということで。
(需要あるのかな?)

以上、第1回、私の好きなBSプレミアムでした(こいつ、続ける気だよ)

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