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ストレス解消のコツ②

ストレス解消法は何かお持ちでしょうか?

メンタルヘルスの研修で、自分が普段行っているストレス解消法をできるだけたくさん記述してもらうようにしています。このワークは、かなり個人差があります。すぐに20個近く書き出せる人もいれば、1個出すのにも首をひねる人もいます。実は、1個もストレス解消法がないという人はおらず、意識していない人がいるだけです。あれこれ質問すると、必ずいくつか出てきます。

心に対しては身体以上に無頓着

たくさんの方に研修していると、ストレス解消を意識的に行っている人は少ないようです。ほとんどの人は、心に関して身体以上に無頓着だからです。ですから、普段は意識せずに行っているストレス解消法も、仕事が忙しくなると手が回らず、気づいた時にはずいぶん調子を崩しているケースを度々みます。そのため、ストレス解消法についての意識を少しプラスするだけで、ストレスマネジメントが良好になります。

すぐに実践できるものが使い勝手がよい

ストレス解消法をたくさん出してもらうと、2つに分類することができます。「その日に実践できるもの」と、「その日には実践できないもの」です。僕は、海外旅行に行くのが好きで、行くたびにリフレッシュできます。しかし、今日、非常に大きなストレスがかかったとしたら、海外旅行を用いてストレス解消するには時間がかかりすぎます。今の社会状況では、1年以上かかるかもしれません。ストレス解消法ではありますが、使い勝手は悪いです。できれば、その日に実践できる方法を持つようにしてください。「誰かに話す」とか「おいしいものを食べる」、「好きなテレビを見る」のような方法は、その日のうちに実践できます。そのような方法をいくつか持っているのが取り回しが良いです。そして、ストレスが溜まったら、日を空けずに意識的に解消することが上手なストレスとの付き合い方です。


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