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成果を高めるポイントは、、、

マシュマロチャレンジってご存知ですか?

チームビルディングのためのゲームです。
パスタ、ひも、テープを使い、規定時間内にできるだけ高い塔を作ります。
最後に塔の上にマシュマロを置き、崩れなければその高さが記録です。
世界中で挑戦され、競われています。

TEDでマシュマロチャレンジが紹介されていて、その結果が、示唆に富んでいたので紹介したいと思います。

ポイントは試行錯誤

幼稚園児のグループは高い成果を出しており、ビジネススクールの学生の平均より約2.5倍の高さでした。
ビジネススクールの学生は、適切なプランを導きだすように教育されるそうです。プランを練り忠実に実行しようとすると、修正の時間がなくなり記録が伸びません。
一方、幼稚園児は規定時間内にマシュマロを乗せて修正するというセットを何度も繰り返します。その結果、塔を高くできるのです。

これが参考になる場面は多いです。
仕事でも、完璧を求めると期限ギリギリで修正が追いつかずに崩壊することがあります。それよりも、荒い段階で上司に見せて修正する方が効率的かもしれません。

コミュニケーションがもう一つのポイント

CEOのチームは、高い成果を出すのですが、そこにファシリテーターを加えることで、さらに記録が伸びます。
コミュニケーションが成果を高めることを示す結果です。

この結果も参考になる場面が多いのではないでしょうか。
心理的な問題が生じた際、ほとんどの方はそこから抜け出そうとします。しかし、あれこれ試行錯誤を繰り返してもうまくいかないと、自分には手に負えないと投げ出してしまいがちです。そうなること自体は自然ですので、否定するつもりはありません。しかし、そんなとき、誰かとコミュニケーションを取ることで、別のアイディアをもらえるかもしれません。自分自身にもアイディアが浮かんでくるかもしれません。
カウンセリングの役割には、コミュニケーションを取ることで試行錯誤を促進させることが含まれます。もし、問題にぶつかって行き詰まった時は、誰かとコミュニケーションを取ってみるのはいかがでしょうか。

試行錯誤とコミュニケーション。この2つが、成果を高めるためのポイントです。あらゆる問題解決に応用することが可能なので、今、問題を抱えているのなら、意識してみると良いかもしれません。

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