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自分の持ち味を知る方法

前回は、持ち味を活かせない状況になると、心理的なバランスを崩してしまうと書きました。反対に、自分の持ち味が活かされると、どんな人でも活き活きとしてきます。自分の持ち味を理解し、それを活かそうとするのは、心理的な健康法と言えるかもしれません。

では、自分の持ち味は一体何かと考えると、よく分からない人も多いのではないでしょうか。

良し悪しを抜きに考える

そもそも持ち味は、良い悪いという価値基準を持ち込むと分かりづらくなります。持ち味は、特徴的なもの、際立っているものと考えると把握しやすいです。ですから、「落ち着きがない」というような一般的にはネガティブなイメージでも、持ち味と捉えることができます。落ち着きがない人は、落ち着きなく生きていくように工夫すると良いです。例えば、一つの仕事をずっとやるのではなく、短い時間であれこれと変えながらやるといったような落ち着きのない働き方が合っているのかもしれません。

幼少期の特徴から考える

それでも、自分には特徴がないので持ち味が分からないという方は、幼少期にどんな子どもだったのかを思い出してみてください。その人の特徴が最も濃い時期は、幼少期です。ですから保育園や幼稚園に入ったくらいの頃に、自分がどんな子どもだったのかを考えると、持ち味がはっきりしてきます。

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、それを実践することが、人生を楽しむコツなのかもしれません。

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