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外資系コンサルファームのおすすめ資料集vol.9

ルバート代表の松上です。前回は「外資系コンサルファームのおすすめ資料集vol.8」としてボストン・コンサルティング・グループ、マッキンゼーの資料をご紹介しました。多くの方の反響をいただいたので、第9弾も公開いたします。

私のX(旧Twitter)では経済産業省の委託調査報告書のホームページhttps://www.meti.go.jp/topic/data/e90622aj.html)で公表されている外資系コンサルファームの資料の中から良いスライドを選んで投稿しています。

引き続き、Xの投稿の中から皆さんの反響が大きかったスライドを選んでご紹介します。今回はPwCコンサルティング、デロイトトーマツコンサルティングの資料から選んでいます。
※これまでの「外資系コンサルファームのおすすめ資料集」はこちら▶

1.PwCコンサルティング

◆「調査設計の示し方」スライド

令和3年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(テレワーク環境整備に向けた要素研究調査)報告書

【解説】

調査の際に、最初に何を成果物(アウトプット)とするかを明確にして、それに必要なデータ(インプット)と分析(プロセス)を整理しておきます
自身の業務の整理に役立ちますし、何より報告する相手を調査を始める前に安心させることができます

◆「取組みが目指すことの示し方」スライド

令和3年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(テレワーク環境整備に向けた要素研究調査)報告書

【解説】

プロジェクトなどの取組みを進める際には必ず最初に目指すことを示す必要があります
その場合、①背景→②目的→③ゴールの各要素を示すことがポイントです
目的は取組みが最終的に目指していること、ゴールは短期的な目標の意味合いです

2.デロイトトーマツコンサルティング

◆「施策の一覧」スライド

平成30年度中小企業実態調査委託費(福島県の産業発展に向けた実態調査事業)成果報告書
【公開用】

【解説】

複数の施策の関係性や実施タイミングを一覧で示すスライドです
このようなスライドを冒頭に示して、各施策をハイライトしながら詳細を説明していくと、聞き手が全体像を把握できてよいと思います
施策の種類を色で分けるのもよいですね

◆「過去のイベントと影響」スライド

平成30年度中小企業実態調査委託費(福島県の産業発展に向けた実態調査事業)成果報告書
【公開用】

【解説】

過去の出来事とその影響を整理した上で、新たな提案をすることはよくあると思います
その時に役立つのがイベントと影響を整理したスライドです
影響の部分がきちんと目立つように独立させることがポイントですね

いかがでしょうか。このようにコンサルタントの資料を見るだけで、ご自身の資料作りの参考になるのではないでしょうか。

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