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外資系コンサルファームのおすすめ資料集vol.6

ルバート代表の松上です。前回は「外資系コンサルファームのおすすめ資料集vol.5」としてマッキンゼー、アーサー・ディ・リトルの資料をご紹介しました。多くの方の反響をいただいたので、第6弾も公開いたします。

私のX(旧Twitter)では経済産業省の委託調査報告書のホームページhttps://www.meti.go.jp/topic/data/e90622aj.html)で公表されている外資系コンサルファームの資料の中から良いスライドを選んで投稿しています。

引き続き、Xの投稿の中から皆さんの反響が大きかったスライドを選んでご紹介します。今回はデロイトトーマツコンサルティング、ボストン・コンサルティング・グループの資料から選んでいます。
※これまでの「外資系コンサルファームのおすすめ資料集」はこちら▶

1.デロイトトーマツコンサルティング

◆「課題、取組、成果」スライド

「平成30年度新エネルギー等の導入促進のための基礎調査(我が国の再生可能エネルギー関連産業の海外展開に関する調査)報告書」経済産業省

【解説】

課題と取組の対応関係を示すのは課題解決スライドでは必須です。
ただ、課題と取組が一対一で対応していない場合、どう表現すれば良いか悩みます。
ここでは課題に番号を振り、取組に複数の課題番号を示して対応関係を表現しています。
参考になりますね。

◆「時系列(縦レイアウト)」スライド

「平成30年度新エネルギー等の導入促進のための基礎調査(我が国の再生可能エネルギー関連産業の海外展開に関する調査)報告書」経済産業省

【解説】

時系列でイベントを示す場合は、縦で並べた方がテキストを入れやすいです。
ただ細かいイベントを羅列するだけでは伝わりにくいので、左側に3-5のフェーズを示すと聞き手は大枠がわかり、理解しやすいです。

2.ボストン・コンサルティング・グループ

◆「時系列表現」スライド

「平成30年度中小企業実態調査委託費(福島県の産業発展に向けた実態調査事業)成果報告書【公開用】」経済産業省

【解説】

時系列表現としてよく使われるのがフロー型の図解です。
アイコンを加えることでよりイメージが伝わりますね。
このスライドでは、BCGが考えるリモートワークが成功する施策の順番を示しています。
内容自体が参考になるスライドですね

◆「事例」スライド

令和3年度産業経済研究委託調査事業 (コーポレートガバナンス改革に係る内外実態調査) 最終報告資料

【解説】

BCG作成の、ニトリの取締役のスキルマトリックスに関する事例スライドです。
内容を時系列の流れで整理し、具体的な表などを加えることでとてもわかりやすい内容になっていますね。
事例スライドは作ることが多いと思いので、参考になるスライドです。

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