見出し画像

外資系コンサルファームのおすすめ資料集vol.5

ルバート代表の松上です。前回は「外資系コンサルファームのおすすめ資料集vol.4」としてマッキンゼー、デロイトトーマツコンサルティングの資料をご紹介しました。多くの方の反響をいただいたので、第5弾も公開いたします。

私のX(旧Twitter)では経済産業省の委託調査報告書のホームページhttps://www.meti.go.jp/topic/data/e90622aj.html)で公表されている外資系コンサルファームの資料の中から良いスライドを選んで投稿しています。

引き続き、Xの投稿の中から皆さんの反響が大きかったスライドを選んでご紹介します。今回はマッキンゼー、アーサー・ディ・リトルの資料から選んでいます。
※これまでの「外資系コンサルファームのおすすめ資料集」はこちら▶

1.マッキンゼー

◆「特徴を示す」スライド

令和3年度ヘルスケア産業国際展開推進事業(医療国際展開推進事業)報告書

【解説】

商品やサービスの特徴を示す場合は三つ程度に要素をまとめて、小見出し、概要説明をつけるとよいです
ポイントはコメントやデータで根拠をつけることで、これによりグッと説得力が上がります

◆「インタビューの工夫」スライド

令和3年度ヘルスケア産業国際展開推進事業(医療国際展開推進事業)報告書

【解説】

インタビューの報告を行う際には、調査概要以外にどのような工夫をして実施したかを記載することがあります
このスライドでは四つの工夫をビジュアルと共にまとめています
スライドの構成もそうですが、内容自体も参考になるスライドです

2.アーサー・ディ・リトル

◆「進捗を表現する」スライド

平成30年度省エネルギー等に関する国際標準の獲得・普及促進事業委託費(新規分野の国際ルールインテリジェンスに関する調査(モビリティサービスに係る国際標準化戦略に係る調査研究))

【解説】

プロジェクトや製品開発の進捗を表現する場合は、タスクを要素に分けて色分けにするとわかりやすいです
ここではMaaS実現に向けたステップに分解し、それぞれの進捗を赤黄青の信号色で表現しています
凡例がもう少し大きければよりよかったですね

◆「ビジネスの仕組み」スライド

平成30年度省エネルギー等に関する国際標準の獲得・普及促進事業委託費(新規分野の国際ルールインテリジェンスに関する調査(モビリティサービスに係る国際標準化戦略に係る調査研究))

【解説】

MaaS×物流の仕組みのスライドで、ピクトグラムと矢印を活用してうまく示せています
細かいことですが、左側の矢印の「運送依頼」と言葉をあわせる形で、右側の矢印は「運送提供」にした方が、わかりやすいかもしれません

いかがでしょうか。このようにコンサルタントの資料を見るだけで、ご自身の資料作りの参考になるのではないでしょうか。

弊社ではコンサルタントの資料作成スキルを学ぶための講座戦略的プレゼン資料作成2日間集中講座を開催しています。週末に2日間集中的に受講するだけで、翌日からの資料づくりが劇的に変わります。

「分かりやすい資料」を作るための「型」を知り、ツールを使いこなして作業時間を短縮する。「質と量」の両方を改善することで、「考える時間」を生み出すためのコツをお教えします。

ご興味ある方は下記のリンクから内容をご覧ください。

* * *

【直近のRubatoの資料作成講座】

■5月18日/6月8日開催

■6月1日/6月22日開催

■7月6日/7月27日開催


【過去のnote一覧】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?