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1ステップで激変!資料のBefore_After~箇条書き ver.~📝

こんにちは、Rubatoで資料作成の添削スタッフをしている大下です。
私は「戦略的プレゼン資料作成2日間集中講座」で受講生の方の宿題を添削しています。
「1人歩きする資料」の重要なポイントの1つとして、情報が整理されていることが挙げられます。根拠がしっかりしているメッセージであっても、根拠となる情報がわかりやすく整理されていなければ、人は資料だけで納得してくれません。
 
今回は情報の整理に欠かせない「箇条書き」をメインテーマに「テニス」をお薦めするスライドを添削してみます。


×NGポイント

文字が多い。重要なポイントが分かりづらい。読みにくい。
テニス、野球、バスケットボールを場所や体力など各項目で比較していますが、文字量が多く、重要なポイントが分かりづらいため、読みたくないなと思ってしまう人が多いのではないでしょうか?

まずは、今回のメインテーマである「箇条書き」に着目して修正してみましょう。


各文章の冒頭に箇条書きの“・”を追加します。
もし、文章が40文字以上の場合は、内容を分解し、複数の文に簡潔にまとめるといいでしょう。
また、箇条書きの文章を読みやすくするために、文章を左揃えにしましょう。
フォントの大きさも小見出し(グラフや図解のタイトル)より少し小さくすることで、情報にメリハリが出ます。
大分、すっきりしてきましたね。
 
しかし、今回のスライドは「テニス」がテーマです。
野球やバスケットボールと比較して、テニスがおすすめであることがパッと見た瞬間にわかると「1人歩きする資料」に更に近づきます。
もうひと手間加えてみましょう!


◎改善ポイント

1. 評価(○△×)を追加することで、比較の評価結果を視覚的にわかりやすくしました
スライドタイトルが「他のスポーツとの比較」なので、比較した結果を○△×でわかりやすく表現してみましょう。
 
2. 文字の強調を挿入しました
読み手に注目してほしい情報箇所に、文字の強調を取り入れてみましょう。
使用する色はベースカラーですが、更に強調をしたい場合はアクセントカラーを使います。
 
3. 表をマトリックス型に変更し、テニスに「見出しの強調」「範囲の強調」を適用しました
テニスの箇所を強調することで、他のスポーツと比較して、テニスをおすすめしていることが一目でわかるようになりました。
強調する際はアクセントカラー(今回の場合はオレンジ)を使います。
 
4. 小見出しにピクトグラムを挿入しました
ピクトグラムを資料に追加することで、図解の内容が視覚的に表現され、その図が何を示しているのか、一目で読み取れます。


まとめ

今回の『資料作成Before→After』テーマ
「箇条書き」

いかがでしたでしょうか。
「箇条書き」を使うことで、情報の整理ができ、スライドが劇的に見やすくなったことを実感いただけたと思います。
ご自身で作った過去の資料を見て、「箇条書き」で情報の整理ができそうな箇所がないかを是非、確認してみてください。

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