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どこからともなく…風鈴の音色。

台風一過の風の中。
窓を開けて横になると、どこからともなく聞こえてくる風鈴の音色。

残暑ともいえない少し暑い秋の午後に、ふとよみがえる、幼い日の夏休み。

あの頃は、隣で眠る小さな弟と、その弟をうちわであおぐ、おばあちゃん。

その風景に癒されながら、安心して眠った昼休み。

安心とは、ここにあると信じられていた幼い日。

風鈴の音色で、ここ最近忘れていた安心感を取り戻す。

落ち着き、癒し、安心感。

少し、休憩しませんか。

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夏の思い出

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