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壊れゆく家族/vol.11/娘について

私の娘には特性がある。発達障害ADHDと呼ばれているものだ。

今では決して珍しいものではないため、知っている人も多いかと思う。

様々なパターンがあり、人によって特性が異なる。

私の娘の場合、知的には高い方に分類される。ただ、協調性や不注意、記憶力などが課題なのである。

そんな娘の長所は、好きなことには没頭し、その才能があることだと思う。

折り紙、絵を描くこと、図工などは大好きで、ずっと飽きずに取組、独創的なものをつくることができる。又、読者を好む。

私はこの娘の長所を最大限に伸ばしてあげたい。子供のときに培う自己肯定感は強い生きる力になる。

特性があるということは、長短あり、周囲の人間とぶつかることも多いと考える。

子供が大人になるまでに、たくさんの失敗を経験することも必要だ。

様々な経験を通じて、しっかりした考えや意思をもった大人になれると考える。

それを支えるのは父親母親からの愛情や絆だけでなく、長所を伸ばして、自信をつける=自己肯定感を高めることが、特性をもった娘にすべき教育だと考える。

次回では、現在の娘の置かれている環境について話をしたいと思う。

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