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大学生向け進路の決め方

1、背景

 2020年は、新型コロナウイルスの影響を受けて、多くの大学生はキャンパスで学生生活を過ごせなかったと思います。

 授業がオンラインになって時間を効率よく使える一方で、友達と過ごす時間が少なく、青春時代の貴重な時間を活用しきれなかった学生が多いのではないでしょうか。特に1年生は、オンライン越しの友達ができても、実際に会ったことのない友達が多いのではないでしょうか。

 このような状況下の中、多くの大学生から相談を受けます。その内容は、「就職活動など進路の情報を友達との情報交換などインターネット以外の方法で集めることができなくて不安だ」という内容です。

 この課題は、これから数年は続く課題かもしれません。就活生はもちろんですが、就活生を採用する企業側もこのようなイレギュラーな時間を過ごしていた大学生の気持ちや状況を察してあげることも重要かもしれません。

 このような背景から、大学生によく聞かれて答えるアドバイスをここに記していこうと思います。


2、大学卒業後の進路の選び方

 どのような順序で書いていけばわかりやすくなるか考えた結果、卒業後の進路から大学生活の過ごし方の話をした方がわかりやすいと思ったため、最初に就活や進学を見据えた進路の選び方の話をします。

 私が大学生に説明する際に紹介する決め方は、大きく分けて3分類です。その中で細分化すると5分類になるかと思います。その分類を紹介します。


1-A 終身雇用を目指した就職活動

1-B 転職や副業を見据えた上で行う就職活動

2-A 専門性を高めて起業を志すタイプ (大学院進学含む)

2-B 実家の稼業など継いだり地方起業を志すタイプ

3     婚活を志すタイプ


 以上の3分類(5分類)になると思います。このコラムでは、1に近いほど需要が高いと思いますので、需要が高いところから紹介していこうと思います。


3、共通して大事なこと

 どの進路を見据えた上でも、共通して大事だと思うことは、

 「人に可愛がられる素養を身に着けた人間性を高めること」だと思います。これは、人として当たり前のように思えるかもしれませんが、スマートフォン浸透世代は、コミュニケーションの取り方に少し変化が見られているように感じます。その理由は、直接的なコミュニケーションの機会が減っていることがあげられます。

対面>オンライン通話>電話など音声>直筆手紙>LINEやメール

 簡単にまとめると、この順序で5感を通じた情報が減って来ています。便利なツールが増えた一方で、相手の正確な情報を掴むことが困難な時代になっているのかもしれません。

 このように考えると、「人に可愛がられる素養を身に着けた人間性を高めること」を大切にしている人は、社会に出てどのような場面・状況でも生き抜いていけると私個人は思います。


4、大学生に身に着けてもらいたい3つのポイント

 私は大学生向けの自主ゼミを持っています。現在、私が創設した学生団体エピテックは11年目を迎えた学生団体です。その学生団体は、現在、社会人になったOB/OGの先輩が作った自主ゼミに属して活動しています。私はその内、地方創生や社会性を身に着けたい大学生向けのゼミを持っています。

 興味がある方は、下記をご参照の上、お問い合わせください。

 その学生に口を酸っぱくして伝えていることは、「コミュニケーション力(創造力)」、「論理的思考」、「主体性」の3つを徹底的に磨こうと話しています。この3つのポイントは、就職活動においても重要なポイントになっていきますので、今後のコラムでご紹介していきます。


5、コラムの活かし方

 このコラムの内容に正解はないと思います。あくまで個人の見解のため、深く踏み込まない程度の内容に留めるかと思います。

 もし、共感してくださり、詳しく話が聞きたい方は、自主ゼミの体験会などにぜひ参加してください。現在は、どちらかというと積極的な女学生が「Social Design Girls17」などで活躍しています。

詳しくは、下記をご参照ください



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