見出し画像

白人至上主義者とデートするアジア人

こんにちは。今回はちょっとディープなもの。「アメリカでの白人至上主義者」と「アジア人」について語ろうと思う。
この関係は男女についてだけではなく白人男性とアジア人のゲイについても触れます。(なお私はバイセクシャルで、かつこの記事の最終的な核は異人種間のスケベな話なので注意してくれ(笑))

まず最初に誤解されそうなので言っておくと自分は白人至上主義者の考えは間違っていると思っています。しかしアメリカを筆頭にイギリス、オーストラリアその他ヨーロッパなど白人国家が世界で主導権を握っているのは認めているので、彼らと友好な関係を築くことは重要なことだと思っている。
それに自分の親族が(血は繋がっていないが)アメリカ人であること、20代前半ごろシドニーに暮らし、米軍基地でも働いた経験から白人=悪という捉え方ができないようになった。それに加えアメリカのリアル事情を日々草の根から拾い集める悪趣味を持ってるので、つくづくアジア人は彼らに優遇されて発展してきたんだなあと思っている・・・。

日本人として日本人とだけつるんできた人が白人と聞くと、「日本人も有色人種としてひどい差別を受けていた。原爆を落とされた。」という想いから「嫌い」という感情を持つ人もいるだろう。
ただ今日白人至上主義は同じ白人からも「行き過ぎ」として危険人物扱いされている。だからケースバイケースで人を見る必要がある。

・・・・って話が逸れてしまいました。今回はその白人至上主義とアジア人について話したい。

白人至上主義者といったら思い浮かぶのはKKKだろう。しかし現在はKKKは犯罪組織なので代わりに「Alt-right」と呼ばれるグループが白人至上主義者と呼ばれている。(White nationalistとも言われる)
そのAlt-rightのボスはRichard B. Spencer(リチャード・B・スペンサー)という奴だったんだが、どんな顔した奴か見たい人は以下の動画を観るとわかる。(英語でトランプ大統領万歳とか、自分たちの思想がどうだとか語っているがこの記事には関係ないので日本語での説明は割愛する)

このリチャードだが過去にアジア人女性とデートしていたことが映像と共に暴露されてしまう(笑)それだけでかなり面白いんだが彼はアジア人女性について「アジア系には何かがある。可愛いし、頭もいいしね」と述べている。白人至上主義者なのに不思議だ。さらにAlt-rightの多数のメンバーはアジア人女性と結婚している。

ちなみにリチャードは日本にも来たことがある。ツイッターで「典型的な日本人女性」と意味深に書いて写真を投稿している。日本人としては彼はなんとも憎めない。可笑しさもあるが。

こういう白人によるアジア人のフェチは悪い側面としてメディアであげられることが多いが、そういった「アジア人フェチ」については意外にも黒人の方々は喜んでいたりする。

なぜ黒人の方々が喜ぶのか、それはここで話すと長くなるのでまた別の機会にブログにしますが、今まで彼らにとっては「白人と黒人」という2種類のなかで世界が回っていた。そして今までアメリカでは黒人男性は白人女性フェチを持っていると長い間言われてきた。それに伴い黒人女性は白人女性より女性として劣っているというふうに一般的に言われている。そこでよくわからない人間はこう考えると思う。「黒人女性だって白人男性を奪ってやれ!」と。しかし、白人男性は黒人女性には興味がないと主張しているし、実際付き合ってる人間は限りなく0に近い。

そのため、白人男性がアジア人女性にフェチをもっていることは、黒人にとっては仕返しをしてくれたことと同じなんだと思います。

実際、Ticktokなどで白人女性が「あなたたちの男性(黒人男性)を取られる気分はどうですか」というような心無い質問をする白人女性に言い返すセリフは白人男性がアジア人女性に取られる気分はどうですか。と言い返すことも多い。

黒人の女性の友達もいるが彼女もアジア人がこの理由で好きである。自ら家の家具を日本式にしてしまうほど。

そして、話は戻るが少し前にBlack lives matter(ブラック リブズ マター)というデモが世界中で行われたと思います。当時黒人男性が差別主義者の白人警察官に殺された事件。気味が悪いことにその白人警察官の妻はアジア人だった。

そういう不思議なことがたびたびあり、今まではタブーであった「なぜ白人至上主義者はアジア人が好きなのか」という問いがアメリカ中で話題になった。
そのことについてニューヨークタイムズはこう話している。

アジア系アメリカ人は皆勤勉で、アメリカで成功する素質があり、白人に同化するのに十分な行動をとると言われている。いわば「モデルマイノリティ」というイメージ。アジア人がモデルマイノリティである場合、おそらくそれは白人至上主義者が彼らを受け入れるための扉を開きやすい。

https://www.nytimes.com/2018/01/06/opinion/sunday/alt-right-asian-fetish.html?smid=url-share

白人女性の主な問題は、白人女性がフェミニストになりすぎていることです。対照的に、アジアの女性は自然に男性に性的に奉仕する傾向があると見なされており、女性らしさの規範に従って、スリムで色白で小さいと考えられています。

https://www.nytimes.com/2018/01/06/opinion/sunday/alt-right-asian-fetish.html?smid=url-share

上記2点の「モデルマイノリティ」「従順」という理由があるということですが、こうしたイメージはアジア人のゲイにも押し付ける傾向がある。

例えばアダルトビデオにはいろいろなお決まりがありますが、ゲイビデオにもお決まりがある。そのなかでアジア人男性と白人男性のエロビデオがある場合、それはたいてい白人のなかでも体の大きい白人とアジア人の中でも体の小さいアジア人のペアでそのアジア人の少年はたいてい白人のことを「Daddy(お父さん)」と呼んで竿をしゃぶって奉仕したり押さえつけられながら犯されている。白人がタチ役でアジア人がウケ役をやるゲイビデオばかり。しまいにはアジア人のゲイは白人のことを「ご主人様~♥」といって甘えたりしている。
たぶんそういうイメージ付けをしたいんだろう。

逆に黒人男性と白人男性のエロビデオの場合はなぜかノンケの黒人男性がトランスジェンダーの白人男性を必死で口説いてエッチするというパターンが多い。たぶんそれはゲイではないノンケの黒人男性が白人女性を崇拝しているというステレオタイプからきている。だから白人ならゲイでも女々しければ黒人男性は好きになるはずだ(なってほしい)という願望があらわれているように思う。

ただ、海外のゲイコミュニティでは小さいアジア人は拒否されることも多いらしいので一概に「Daddyお父さん」と「housekeeper使用人」という関係を望んでるとも言えないが、自分がクラブとかで会ってきた白人のバイセクシャルはショタコンが多くて彼らはアジア人男性が好きな傾向がある。エロ画像フォルダを見せてもらったらアジア人男性の裸の写真ばかりだった。自分はタチだし(一応性別も隠しているので)この記事で彼らをDaddyと呼ぶ気はないけど(笑) 

しかし、白人至上主義者がアジア人を好む傾向にあったとしても、彼らと付き合う場合の課せられた使命がある。と現地人たちは言っている。というより普通に考えて白人至上主義者のパートナーになるということは自分もその考えに賛成していると受け取られる。同じようになってはならない。なぜなら、彼らは対黒人やイスラムの人々に対して差別をする可能性が非常に高く、それをやめさせるのがパートナーとしての使命ではないかと言われている。有色人種として白人至上主義者のパートナーに理解させるのが役目だと言われている。

まぁ、そういうことですが自分はAlt-right関係の記事を読んでいるとぐっとくるものがある。物語性があるというのかな。「アドルフに告ぐ」のヒットラーにユダヤ人の血がまじっているという話とかさ、それに近しい物語性を感じた。白人以外の人間を下に見ているのにアジア人フェチをもっているのは笑えるし綺麗に語れば叶わぬ恋物語を思い浮かばされる。

そう考えるのはバカらしいけどな。

匿名でメッセージをくれる人は以下から! ツイッターで返信します。

☆RRR☆のツイッターは以下