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FACT FULNESS ファクトフルネス 感想
私たちは世界を正しく知らなかった。ニュースでは現代でもテロや災害など悲惨なニュースが流れている。世の中はまだまだ不完全、そう思う人間が多くいることは自然なことなのではないか。私はそう思う。ただこの概念は世の中を間違った見方にしてしまう。世の中の多くの人が水が飲めて、食べることができて、教育を受けることができて、生活の水準は年々向上している。
世界は次第に良くなってきている。だがメディアではい
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大に出す 感想
人生を「シンプル」に。頭の中で鳴り止まない音が、静まるようなそんな一冊であった。
今私たちには多くの課題が山積し、また多くの選択肢があるのではないか。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと毎日身を削って生活をしている。果たしてそれは人生を豊かにするものなのだろうか。本書に登場する著名人は、いわゆる「エッセンシャル思考」を持ち合わせ、多くのことより少ないこと、かつその少ないことの質をぐんとあげて
日本が売られる 感想
様々な視点から日本と世界各国を比較することができた。日本の水は安全で安価、対して海外の水は安全である保証はなく、高いものばかり。日本の介護は当たり前のように提供されるが、アメリカにとってみれば介護は贅沢。漁業、林業、農業、教育、医療、労働環境、その国にとって置かれる状況は違い、その中で生き残ろうと競争をしている。
とりわけ印象的な問題が、遺伝子組み換え問題。私たちが口にしている食べ物に人体を
読書する人だけがたどり着ける場所 感想
大学生の読書離れ。小学生の頃は読書する機会を与えられ、大した苦もなく本を読んでいたのに、大人になるにつれ、本から遠ざかっていく。その理由として、本の読み方が分からなかったり、本を読んだとしてもそれが自分のこれからに役立つ保証がないから、そんなことが挙げられる。
インターネットを介して好きな情報だけで満たすだけでなく、本を手に取り時間を作る。だが知を求めるのであれば、本1冊では物足りない。5冊
残業の9割はいらない 感想
企業に求められる働き方改革。若手が多く登用されている会社では動きを見せているが、古くからある大企業では未だ改革は進んでいない。テレワーク、新幹線通勤、会社に保育園を作ったり、金曜日の退社時間をお昼にしたり、。。私はどの施策も各々のパフォーマンスが上がるのであれば、導入すべきであると考える。
日本企業はこの先、本当の意味での成果主義を採用しなくてはならない。家族ごっこでは済まされない。頑張った
AIvs教科書が読めない子どもたち 感想
シンギュラリティは到来しない、ということを著者の体験を元に示されており、共感した。
昨今、AIの発達は益々進み、人間の職領を侵略している。中国では無人コンビニの登場でコンビニ店員が消えた。今後は自動運転が主流になり、ドライバーが居なくなる。いっそ全ての職業がAIに淘汰されるのかと思うが、決してそうではない。AIにできない仕事も多数ある。著者は自らが掲げる、人工知能を東大合格させるプロジェクトから