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ノンフィクション

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リアルな自分の人生
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#高齢者

今でも泣けてくる…忘れられないニャンコの話。~教えられた2つのこと~

今でも泣けてくる…忘れられないニャンコの話。~教えられた2つのこと~

もう、あれから何十年も経っているというのに
今でも鮮明に浮かぶ、忘れられないニャンコがいる。

愛猫家の方は、すみません。

あれは、小学3年生のとき。
渋めの赤いランドセルに黄色い傘、土砂降りの学校からの帰り道だった。

友達と別れ、もうあと少しで家に着くというところ
坂道のわきの茂みから、か細く鳴く声が「みゃあ…みゃあ…」

土砂降りの中に捨てられた子猫なのか、
ずぶ濡れで体の模様がわからない

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介護は32歳のとき、舅78歳から始まった…。

介護は32歳のとき、舅78歳から始まった…。

長かった母の介護生活18年が、記憶に新しいため忘れていた。
もっと、壮絶なことが起きていたことを。
時系列で追ってみよう。

舅の介護の始まりは、狂気に満ちていた!

26歳で嫁ぎ翌年生まれた長男を、舅は「やっと内孫ができた!」と、とても喜んでくれた。なぜなら、夫は10人兄弟の7番目の跡取りだったからだ。

次男が1歳3ヶ月、舅は持病が悪化し入退院を繰り返すように。
舅の体には大きな手術跡が背中か

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