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DXの手段・目的・試行錯誤を考えるーGoogleサイトで作るグループウェア(116)ー
🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!
この記事を読んで欲しい方
企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方
①ICT化・クラウド化は手段と言うけれど
いつものようにnoteを眺めると、ICT化、クラウド化は手段であって、目的じゃない!と言う言葉が散見されます。
しかし、私はふと思います。
「手段を知らずして、目的や目標が達成できるのでしょうか?と」
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目標を達成するために、目的を明確にすることは必要ですが、手段から入ることも重要なことなのです。とくに情報技術(IT)は手段(システム)の知識が物を言う世界です。
ご存知のように、ITのシステムは非常に多岐にわたります。そして、日進月歩でどんどん変化していきます。
ITはドッグイヤーの世界(人の1年が犬の7年に相当する世界)と言われますが、ITの技術は1年で変わってしまい、すぐに陳腐化してしまいます。
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例えば、現在、生成AIがゴールドラッシュの様相を呈していますが、生成AIのスタートアップが作るサービスは、1年経つと大手の生成AIの標準機能に組み込まれてしまい、消えていくことは明らかです。
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そのため、現時点から未来にかけてのIT系の技術をどこまで理解して、目的に合致した手段として利用するのかを見極める目が必要なのです。(入れたシステムが長期的に会社がなくなってしまうリスクも多々あります)
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②試行錯誤が人や組織を成長させる
まず、私は、ご存知のように、Googleワークスペースを大いに推しています。
もちろん、「Microsoft365との比較においても」です。
残念ながら現状のMicrosoft365はクラウド環境の中核になるための、仕組みの理解のしやすさや、考え方の統一性が欠如しているように思います。
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さて、Googleワークスペースは、システムを導入するだけでは、単なるデスクトップ環境から、クラウド環境への移行をしただけです。(それも大きな変化ですが)
しかし、導入後、利用者の様々な試行錯誤(コミュニケーション、データ保存、検索、表計算・ドキュメント・スライド利用、アプリ連携、アプリ開発などなど)が、サクッとできる環境が揃っているのです。
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つまり、試行錯誤の場が提供できている訳です。
そして、この試行錯誤の場が提供できているGoogleワークスペースというクラウド環境こそが、DXという最終ゴールへ、人や組織を導いていく土台になります。
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③おわりに
いつの頃からか、教育や組織の中に、人に試行錯誤をしないさせない仕組みが出来上がり、進歩や成長が止まってしまっていますが、試行錯誤の場を 「クラウド環境を利用するという手段」として提供することで、遠い目的に少しづつでも近づくことができます。
もう、目的が〜手段が〜という「べき論」から脱却し、実務として試行錯誤をする段階に入って来ているのではないでしょうか?
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