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『稲盛和夫一日一言』9/1 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。それを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 9月1日、今日の一言は『会社経営とは』です。

 会社経営とは、マラソンレースのようなものではないだろうか。そうすれば、創業して間もないベンチャー企業は、長丁場のレースに遅れて参加した素人ランナーのようなものだ。
 それでもレースに参加するのであれば、私は百メートル競走のつもりで走りたい。そんな無茶な走り方では身体が持たないと思う人もいるだろうが、遅れて参加し、マラソンの経験もないランナーには、それしか道はない。それができないのなら、最初からレースには参加しないほうがいい。

 100メートル走のスピードでマラソンを走ったのでは、途中で倒れたり、落伍したりするだろうと、誰もがそう思っていた。けれども、勝ち目のない勝負をするより、短期間でもいいから全力で勝負を挑んでみたいと思って走りはじめたところ、いつの間にかそれが習い性となり、そのスピードを持続しながら今日まで走り続けることができた。
 全力疾走でフルマラソンを駆け抜ける努力こそ、「誰にも負けない努力」なのです。

『経営12ヵ条』(稲盛和夫著 日経BP・日本経済新聞出版 2022年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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