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起業を経て、より「個」を鍛えるための挑戦を

今回は2度の起業を経験しているConsultantの渡邊さんにインタビューをしました。
現在も自分の会社を持ちつつ、リグリットでコンサルティング業務やコンサルティング+1活動に従事している渡邊さん。このタイミングでリグリットに入社をした目的や入社後思うことについて聞いてみました。
是非、ご一読ください。

記事のインタビュアー:リグリットパートナーズ採用担当柴﨑


1.転職に至るまで

略歴・プロフィール

渡邊 修平
高校卒業後、地元・九州にて自動車メーカーへ入社。1年半程勤務した後、世界一周旅行へ。帰国後も同会社にて自動車の組み立てや業務改善に従事。その後上京し、機電領域のエンジニア派遣・請負事業を行っている会社で自動車部品の評価アナリスト職を経験。その間貿易業の会社を起業した後、SIerにて事業開発部部長として営業やPMO、新規事業開発など幅広い業務を経験。退職後、2社目の自分の会社となるアパレル小売会社を起業し、2023年4月にリグリットパートナーズへ参画。

武者修行のため

-起業を2度経験されているんですね。起業について教えていただけますか。

学生時代は特にやりたい仕事がなく、当時の夢といえば世界一周旅行と起業でした。高校は進学校でしたが、自分は「夢を叶えるには早くお金を貯めよう」と思い就職の道を選びました。
しかし実際に就職して年齢を重ねていく中で、自分の経験が自動車業界のみでこの業界以外の選択肢がなくなるかもしれないと一種の焦りを感じ、夢である起業の経験や自動車業界以外の経験をしようと貿易業を起業したのが1回目の起業です。

また世界一周をした際に、日本のチャリティーの遅れを肌で感じたことから、チャリティーにつながる何かをしたいという思いがずっとありました。
それに加え、開発会社でブロックチェーンに携わっていた際にNFTの可能性を感じ、チャリティー×NFT ×アパレル の掛け合わせで相乗効果を生めると思い、アパレル業を起業しています。

具体的には、アパレル1個につきNFTが一つ付属するアパレルブランドで、商品ごとに決まった寄付金が設定されており、購入と同時に自動的に寄付がなされる仕組みです。
寄付先としては、動物保護・環境保護・恵まれない子供たち等、合計6つの社会問題をこちら側で設定しており、購入者様にその中から最も関心のあるものを選んでいただくカタチになります。

NFTはアパレル製品と1:1のデジタルツインを作成し、デジタルとフィジカルの両方で価値を担うことで「消耗品であるアパレル製品」からの脱却をめざして付属しています。
後々、寄付してくださった方を元にコミュニティ化して社会問題に対して活動していくことまで構想しています。

-夢であった起業をされて、なぜご転職を考えられたのでしょうか?

2度目の起業をした際に、事業を回していく難しさという実行面での課題を感じていました。所属していた起業家コミュニティの中で相談をすると「アイディアを出す・企画することは強みだけど、そこを埋めていく実行力が課題だね」と複数人にご指摘いただきました。

その中で「実行力を付けるために、コンサルタントとして武者修行したらどうか」「具体的な部分を埋めていくには向いている職種だよ」というアドバイスを受けたことがきっかけです。

-それが会社選びの軸だったんですね。

そうですね。今の会社を大きくする、広めていくために、まずは自分自身に足りないスキルを身に付けられる環境に身を置くことが大事だと思いました。
今となっては、自社を大きくする以前にまずは自分自身が成長したいと考えており、そこにフォーカスしてます。

この会社しかない

-選考前のリグリットパートナーズの印象は?

OpenWorkなどで事前に調べていましたが、特に2つのポイントに魅力を感じていました。

1つ目は平均年齢が30代前半で、一人一人が高い裁量権と責任感を持って仕事をしているということです。

2つ目は経営陣との距離が近いことです。自分の力不足を感じていた分、成長できる環境かどうかにはこだわってみていました。圧倒的な有識者が近くにいて、そこで得た情報や知見を自身のプロジェクトに高い裁量を持ってアウトプットできる環境がリグリットにはあると感じました。

-実際に面接を受けてみていかがでしたか?

特に印象に残っているのは最終選考です。
役員の大木から鋭く質問をされ、たじろいでしまいました。終了後「大枠の話ばかりで具体化できていない」というご指摘をいただき、まさに自分の弱みが見透かされたと思いました。
落ちたかもしれないとかなり落ち込みましたが、同時にこの会社で学びたいと強く感じました。他の会社でそのような指摘を頂くことは全くありませんでした。

事前の情報収集時から既に意欲は上がっており、それに加え面接を通し自分が調べたことと相違がないという確認もできたので最後はリグリット一筋でした。

2.入社してから

ロールモデルは全社員

-実際に入社をしてみてギャップなどはありましたか?

自分は成長したいと思って入っているので、悪い点は本当に見当たりません。

実際に仕事をするようになり、まさに起業家コミュニティで指摘されていたことがこういうことなんだ、という気付きが既に沢山あります。
指摘されると苦しいですが、まさに私が求めていた環境でした。

他に感じたのは、一般的な会社では働きアリの法則(2:6:2の法則)が知られていますが、リグリットは10割働きアリかと思うほど、みんな目を輝かせて成長を追い求めて自主的に働いていることは良い意味でのギャップかと思います。

-中でもロールモデルとなる人とはいますか?

全員です(笑)。
私は少しやったら全部を理解した気になってしまうタイプです。
自分の中で完結するだけならそれでも良いが、誰かに伝える・教えるためには深く掘り下げる必要があります。
リグリットで働く人は一つ一つの領域をしっかり深く掘り下げて、次の領域へ移っていくため、私にとっては全員がロールモデルです。
全員持っているスキルセットが違うので、皆さんから学ぶ対象です。

心理的安全性の高さ

-現在担当しているプロジェクトについて具体的に教えてください

通信事業者の建築・建設現場をDX化するプロジェクトで、営業支援と開発支援という二つの観点から支援しています。メンバーはマネージャーを含めて7名で、私は主に開発支援を担当しています。

私は、クライアント様が持っているプロダクトをその先のお客様向けにカスタマイズして提供するための要件をすり合わせる際のディスカッション資料の作成、要件のアイディア出しなどを主に担っています。クライアント様の一社員として一緒に意見を出し合う実行支援のようなイメージです。

-実際にやってみてどうですか?

コンサルタントも建築・建設業界も初めてなので、業界用語も全く分からず苦労しています。また現場作業を理解しないとソリューションのことも理解できません。都度ネット等で検索しながら食らいついています。

-業務内で改めて感じた不得意分野はありますか?

根本的に感覚派の人間なので、たくさん情報がある中で自分が興味ある部分をピックアップし理解してしまうことが多く必要な情報が漏れてしまうことがあります。
満遍なく拾い整理することを今は意識していますが、自然にできるまではまだ時間がかかりますね。

また今まで1人で業務をしてきた分、チームワーク自体が結構難しいと感じています。
メモも自分に分かるようにしか書いていなかったり、自分の言葉で相手に伝えた結果、理解してもらえないということがよくありました。自分がやっている仕事を管理の立場の人が管理しやすいように進めるという観点が難しいなと感じています。

-大変な中、どう立ち向かわれているのでしょうか?

ランク・年齢関わらず距離がとても近いので、気軽に相談できます。
上長の方たちはとても親身にディスカッション相手になってくださいます。相談をしその中で得たことを元に自分の中でトライアンドエラーを繰り返しながら正解に近付けるよう頑張っています。

プロジェクトチーム内はもちろん、社内全体の雰囲気がよく本当に風通しの良さを感じます。

自ら立ち上げたコンサルティング+1活動

-コンサルティング+1活動はされていますか?

社員育成の「中途入社構造化研修」を担当しています。

同期の悩みや課題を聞いている中で、未経験者のドキュメンテーションスキル不足を感じていました。また入社者が直近増えている事もありスキルを磨く機会の不足も感じていました。

そこで前職で研修に関わられていたMDの西田さんから意見をいただきながら同期のメンバーで構造化研修を立ち上げました。今後も未経験者で入社される方は増えると思いますので、横展開できるような体制を整えようと現在運営をコンサルティング+1化して活動しています。

-ご自身の気付きを元に立ち上げられたんですね。具体的にはどんな研修でしょうか?

基本はお題に対して資料を作成するもので、お題に関するリサーチと、そのリサーチした情報を構造化した上で、どのようなストーリーや見せ方が伝わりやすいかを考え資料化し、作成した資料を参加者間でレビューし合います。
現在は3チームに分かれ、毎週繰り返し開催しています。

-具体的な活動内容は?

メンバーは私含め同期入社者4名で運営しています。
運営の課題などを元にアジェンダを設定し、+1チーム内の定例ミーティングでディスカッションをし、決まったことを研修チームの統括管理者に活動報告し、フィードバックをもらってまた練り直すことを繰り返しています。
業務比率は全体の1割以下ぐらいなのでコンサル業とは両立できています。

-同期との交流も多いんですね。

はい、それこそ構造化研修は交流を生むきっかけにもなっています。

よく悩みも相談し合うのですが、今までの経験では気付かない不足点を日々指摘されているメンバーが多いですね。この会社に入って来る人達は成長意欲を持って入社しているので、指摘が心地よいというか、それを求めてここにいる人ばかりです。

もちろん苦しいのは苦しいけど、悩みも被ることが多いので共感できる仲間がたくさんいます。仲間と話して心を軽くし「また頑張ろう」と気持ちを切り替える事ができる。
愚痴ではなく、士気を高めるための話をよくするので、そういう部分もすごく好きです。
同期の成長する姿や顔つきの変化が実際に分かるので、どんな案件であってもこの会社で経験することは糧になるな、と思えます。

今後の夢

-今後やりたいことは?

今はとにかく自分自身を成長させ汎用性の高いスキルを身につけることを目的に日々業務をしています。
リグリットでスキルを身につけた後は、自社に還元しスケールさせていければ、と思っています。最終的にはグローバルで存在感のある会社にしていきたいです。

特にチャリティーは人生を通してやっていきたい活動です。
個人的な見解ですが、これからの時代、仕事とは別に、何か自分のやりたいことや実現したいことなどを持つ時代になるのかなと思っていて、自分はチャリティーがその位置づけだと考えています。

-渡邊さんと海外は切り離せないワードのように感じます。海外に目を向けたきっかけはなんでしたか?

それもフィーリングです(笑)。
物心ついたころからなぜかアメリカのものが好きでした。小学校の勉強机用のデスクマットも皆がポケモンを選ぶ中、自分はルーニー・テューンズで(笑)。
英語は小学生から習っていましたが、父が読んでいた新聞にカルフォルニアのヤシの木が映った広告を見つけ、その風景に憧れて英会話教室に通い出したという流れでした。

大人になり、世界一周旅行で色々な人と話したり、日本にはない価値観を聞いて知ったことで、より好きになりました。
今後、海外の会社が日本で事業をする時の立ち上げ支援などがあれば、ぜひやってみたいですね。

3.こんな方に是非来てほしい

-どんな方がリグリットに合うと思いますか?

個として強くなりたい、そのために挑戦したい人に合う会社だと思います。

まず挑戦を歓迎・後押ししてくれる風土があります。
自分のようなバックグラウンドを良く思わない会社も多いと思うのですが、リグリットは成長したいという意欲を全力で応援してくれる会社でした。
入社後も変わらず魅力的だと感じます。
またロールモデルとなるような人と近距離で仕事ができることも最適な環境だと思います。

社会的にリスキリングの流れがあると思っているので、自身の現状やその先の未来に不安がある人は、思い切ってぜひ飛び込んでみてほしいですね。



-渡邊さん、ありがとうございました!

●将来何かをしたいけれど今の自分には難しい
●自分自身を強くして将来の選択肢を広げたい
●夢への第一歩を踏み出したけれど、何かが足りない
などのお気持ちを抱いている方、ご応募をお待ちしております!


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