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藤原直哉先生の「日本と世界にひとこと」2023年11月8日(5日にアップ)  米国に行ってきました


藤原先生がニューヨークに行き、トランプの会社の人に会ってきたのだそうです。

トランプとはどんな人か?トランプを知ろうとしたら、トランプの会社の人に会うのが一番。その人の本性は、社員を見るのが一番良い。社員が疲弊したり、腐っていたら問題がある証拠。それでトランプのホテルに泊まった。レストランにも行ってみた。トランプタワーの土産物屋にも行ってみた。ホテルのコンシェルジュにも劇場の手配、車の手配もやってもらった。

会社のトップが政治をやっていると、ろくな会社でないことが多い。疲弊の毒が回るが、トランプの会社はそんなことはなく、慇懃無礼な人がいない。ニューヨークは慇懃無礼でものすごくアグレッシブな人が多いが・・・
トランプの会社ではチームワークのある、素朴な感じの人が多い。上下関係ではなく、横型で楽しそうに仕事をしている感じ。

トランプは有名だが、トランプの経営するサービス業、ホテル、レストラン、観光はあまり有名じゃないが、有名にしようと思ってる様子がない。威張っている様子がなく、フレンドリーで関係が良好に保たれているのが印象的。こういう組織文化はトップが作らないと無理なもの。組織のトップの一番重要な仕事は、良き企業文化を作ってそれを維持すること。すごく大変だが、それができている。

トランプがこの組織文化を作っている。とても砕けた雰囲気で、みんなでチームでやろうという雰囲気で、遊説でも見えるが、そういう感じ。確かにホテルなども金額は高いが、狂ったような高さではない。それなりにクオリティが高くて、プライドを守るためのプライスになっている。
応対も極めて適切、アグレッシブでもない。すごい丁寧で気が利くのは、アメリカでは珍しいこと。また来たい、また使いたいと思う。

トランプのことを知りたいと思い、トランプの会社の人を見ることが大きな目的だったが、はっきり言ってすごい。政治のトップをはっている人で、これだけ、自分の会社の社員がきちんとしている人を、私は見たことがない。その温かい雰囲気で、国民の心をつかもうしたら、ついていく人はいると思う、なるほどねという気がした。

以上、藤原先生のお話の抜粋です。
理想的な資本主義の在り方、節度を守り、人としての誇りを失わない、皆が幸せになる資本主義の在り方があるなら素晴らしいなあと思いました。



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