夏の金沢旅行
猛暑日が続く京都です。皆様如何お過ごしでしょうか。
私は一足早いお盆休みを頂いて金沢へ行ってきました。
京都から割と近いということもあり、金沢は学生の時から
何回か訪れたことがあり馴染みの深い街です。
最近ではロードバイクを持っていって金沢から能登半島サイクリングを
楽しんだりしていました。
コロナが始まってからは足が遠のいていたので
久し振りの金沢旅行となります。
京都から車で約4時間半。朝出て昼頃到着しました。車を金沢駅前のパーキングに停めて1泊2日の旅のスタートです。
すし玉 金沢駅店
学生時代に北陸出身の友人から教えてもらったのをキッカケに、
金沢へ来るとこの店からスタートすることにしています。
富山の回転寿司チェーンなのはご愛嬌。
北陸の回転寿司チェーン(コロナ以降は回転レーンは廃止した模様)の
レベルの高さを知れるお店です。
金沢のもりもり寿司というチェーンもありますが、
こちらは関西に進出しているので、私は北陸に来たらすし玉派です。
平日限定で盛り合わせがあり、リーズナブルに色々食べられるのでありがたいです。私は盛り合わせを頼んで、金沢メニューをいくつか頼むスタイルです。
カニも蟹味噌もいくらもあってお得に楽しめます。海が近い地域のお寿司は美味しいですね。
のどぐろも外せません。この時点で金沢に来て良かったです。
富山湾の幸も味わいたい、ということで白エビ、ホタルイカ沖漬け、カニ身の三種盛りもオーダー。こちらも凄く美味しかったです。
武家屋敷跡 野村家
金沢駅からはバス移動。北鉄バスはICOCAを始めとする交通系ICカードが使えなくて戸惑いつつ、久し振りの香林坊へ。
香林坊から少し裏に入ったところにある長町を歩きます。この辺りは武家屋敷が集まっていたところで、土塀や石畳の趣のある景観が残っています。
長町までやってきたところで冷たい風と怪しげな雲が上空に。雨雲レーダーを確認するとあと数分でゲリラ豪雨がやってくるということで急いで野村家へ。
長町の一角にある野村家へやってきました。前田利家の直臣だった野村家の邸宅跡です。
建物は1843年のもので、久保家という豪商の邸宅を後に移築してきたものです。襖絵や甲冑などの展示もあります。
上段の間の襖絵は加賀藩のお抱え絵師の佐々木泉景の筆とのことです。
縁へ出るとこじんまりとした中に涼しさを感じる庭園があります。この庭園が好きで金沢に来るたび野村家を訪れています。
足元まで張られた池に味わいのある飛び石がなんとも涼しげで、夏にのんびりするにはもってこいです。
今回はゲリラ豪雨からの雨宿りで、ザアーっと雨降る庭園をのんびり眺めていました。
こちらの庭園、外国人受けが良いみたいでThe Jounal of Japanese Gardeningというアメリカの日本庭園、日本建築専門誌が選ぶ日本庭園ランキングで3位(2003年)に選ばれたこともあります。
良く見ると庭園にカニもいました。
雨が止んだところで野村家を後にし、向かいの菓ふぇMURAKAMIさんで一服。
居酒屋割烹 源左ェ門 木倉町店
一度金沢駅へ戻りホテルにチェックイン。休憩してから再度、香林坊へ。
金沢や石川県のものが食べたかったのでこちらのお店を予約していました。初めて訪れたのですが、19時に入るとお店は満席で人気店のようです。
少しバタバタしている感じでしたが、活気もあって、店員さんも丁寧でお店のノリが掴めたらあとはその流れに乗るだけ。甘エビと日本酒でスタートです。甘エビがとろっと甘いのです。
うなぎに隠れていますが、加賀太きゅうりという大きな瓜のようなきゅうりがあります。加賀野菜のひとつのようで初めて食べました。
今回の目当てといっても過言ではないのどくろ。ホクホクおいしい身が最高でした。魚の身の厚みや大きさによって値段が変わり、3000円〜3500円の中から選べました。今回は思い切って3500円ののどぐろ。
何頼んでも美味しくて酒が進む進む。少し飲みすぎてしまいましたが大満足。
お値段はこれくらい。まだまだ頼みたいものが沢山あったので次回以降のお楽しみ。
8番ラーメン 金沢駅店
お店を出てバスで金沢駅まで戻ってきました。夜の金沢駅も良いですね。
よくよく見上げると面白いこともあります。
〆は8番ラーメン。8番ラーメンは石川県加賀市発祥の野菜ラーメンのチェーン店で国道8号線沿いに1号店(現在の本店)を構えたことから8番ラーメンとネーミングされたそうです。
あっさりと野菜の美味しさもあって飲んだ後に優しいです。
この後、ホテルに戻って1日目終了。
河北潟 ひまわり村
2日目は内灘方面へひまわりを見に行ってきました。暑さがしんどくて車で移動したいのもありました。昔は真夏の金沢を徒歩で巡っていたりしたものですが、あのエネルギーはどこから出ていたんでしょうかね。
金沢駅から約30分で到着。干拓地の何も無いところですが楽しんでもらいたいという意気込みが伝わってきます。
仮設の展望台も設置されていて眺めも良かったです。ただ事前情報は得ていたのですが、連日の猛暑のせいか、ピークを過ぎてしまったのか大半は向日葵が下を向いていて絶景とはならず。コンディションの良い時に来たら凄そうです。
近くにメタセコイアの並木道があったので立ち寄り。金沢市街地へ戻ります。
近江町市場
今回の旅の〆を飾るのは言わずと知れた有名観光スポット。近江町市場です。岩牡蠣とウニが食べたかったんです。
歴史ある市場のようで鮮魚店をメインとしてお店が並びます。
夏の旬の岩牡蠣がたくさん並んでいます。
お刺身もあります。
岩牡蠣とバイ貝をチョイス。たまらなく美味しい。岩牡蠣の大きいこと、なかなか京都ではお目にかかれないサイズ。
別のお店でウニとボタンエビも頂きます。
こちらもたまらなく美味しい。北陸の海の幸を満喫して終了。
金沢、ありがとう。
やり残したこと
今回平日に行ったことで定休日と重なってしまい出来なかったことが2つあります。
①金沢蓄音器館
火曜日定休と重なって行けなかったのですが、1日何回か時間が決まっていて、その時間に行けば蓄音機の試聴が出来るらしいです。個人的にかなり興味あり。
②やきとり たかた
こちらも月曜日定休と重なって行けず。アジ酢ペシャルというメニューがとても美味しそう。次来たときは行きたい。
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