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クラフトビールの街 京都西陣

伝統産業、織物の街である京都の西陣。
カタンカタンと機織り機の音が響く街でもあった。
その西陣に最近また変化があった。
この界隈3つ目のビール醸造所がオープンしたのである。
バス停でいうと堀川今出川、今出川大宮、今出川浄福寺と
連続する3つの停留所がブルワリーの最寄りバス停となったのである。
これは最早、西陣はクラフトビールの街といっても過言ではない。
今回はそんなアツい西陣地区のブルワリーと酒屋さんを紹介したいと思う。
なお、西陣の定義は色々あると思うが、今回は京都市上京区の
堀川今出川〜千本今出川の周辺を指すこととしたい。

1)ウッドミルブルワリー・京都

堀川上立売を中に入ったところにあるブルワリー。週末には敷地内でタップルームが設けられ、地域の人に愛されている。地元の素材を使った料理に合うクラフトビールを出していて、アクの強さは無くスッキリとしたビールが多い、という筆者のイメージ。新しいビールも積極的に醸造していて、遊び心も持ち合わせているブルワリー。2018年創業。
はっさくホワイト、ゴールデンエール、ペールエール、和らぎIPAといったレギュラーメンバーも良いが個人的にはオキテヤブリシリーズのモザイクパンチを推したい。
週末に行ってここでのんびりビールを飲んでいるだけで幸せな気分になれる。そんなブルワリーです。

2)西陣麦酒

2017年に開業した醸造所で、西陣織会館の中にあったが、最近、今出川大宮を下がった所に移転。タップルームを併設した醸造所で、タップルームは金、土のみ営業。
基本的に、柚子やレモンやベリーといった爽やかで優しい味わいのビールを出しているイメージはあるが、限定醸造のGalaxy IPAといったガツンとくるビールも出している。
はじめての方には室町セゾンかシルキーヴァイツェンをオススメしておきたい。

3)Bighand Bros. Beer

こちらが3醸造所の中でも一番新しく2023年オープン。今出川智恵光院を下がったところにあります。Cafe Marbleというカフェの入口を入って右手の階段から地下に降りていくとあります。もちろんタップルームがあり、こちらでビールを頂くことも出来ます。

常時6タップ用意されていて、パッと見、イギリス系のビールになるかと思います。先の2醸造所が和のビールのイメージに対し、こちらは洋です。
なので海外ビールが好きな方にもオススメできるブルワリーです。スタイルを見て、今日の気分にあったものをチョイスして楽しむことが出来るでしょう。これからどんなビールが出てくるのか楽しみなブルワリーです。

4)山岡酒店

こちらはブルワリーでは無く、酒屋さんです。千本上立売にあります。街の酒屋みたいな外観をしておりますが、中はクラフトビールのパラダイス。国内のクラフトビールをメインに、海外ビールも取り扱っています。商品の入れ替わりが結構あるのでFacebookで入荷情報はチェックしておきたいところ。京都でクラフトビールを語る上では外せないお店。こちらも併せて訪れてみてほしい。

5)おわりに

以上、紹介してきたが、オススメはやはり、ハシゴ酒。ブルワリー間は歩いてでも回れるので、それぞれブルワリーの名刺代わりのビールを味わって特徴を楽しんで頂ければと思う。

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