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メルカリの現状について考察する。

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ドコモとメルカリ、提携を正式発表 メルカリ・メルペイ利用でdポイント付与 20%還元も実施

ドコモとメルカリの提携が正式発表。dポイント経済圏がさらに拡大していくね。メルペイは継続するみたいだからQR決済はd払い、IDではメルペイって形がお得感を出してくるキャンペーンを定期的に打ち出してきそうな感じだね。メルペイ側としてはある意味最後のチャンスだろうからここで一気に定着させられないと今後の成長は厳しいだろうなぁ。

メルカリへのオリガミ売却価格は1株1円、事実上の経営破綻で社員9割リストラ

Origamiを子会社化し、Origami Payはメルペイに統合という一報が飛び込んできた際にはメルカリ側にメリットがあるのか?って思ったが、事実上の経営破綻だったわけか。Origamiにとっては伸び悩みというか苦戦を強いられていたわけだからどこかに吸収されるしか未来はなかったわけだからね。ただ、メルペイ自体がそんなに余裕がある状態ではないからドコモとの提携を見越したメルペイの守備範囲の拡大も意図にはあったのかもしれないが、ユーザー側としては選択肢が減る=キャッシュバックという名の還元の選択肢が減るわけだらか面白味に欠ける。

ある意味納得。売却額が1株1円かつ社員9割リストラって経営破綻を避けただけでオリガミの社長だけが救われた温情買収って感じだね。〇〇ペイはどこも赤字なわけだから体力がない企業は無理ゲーって事だけど、この現状になるまでオリガミはなぜ続けられたのかが不思議なレベル。こうゆう悪しき例が出来てしまったのがさすがにね…

「企業価値417億円」Origamiをメルカリが買収した理由

「企業価値417億円」というが、そもそも企業価値とは時価総額とかって意味をなさないわけだよね。内情は火の車というように今回に関しても各社が単独で生き残るには体力的に無理があったのは明白。Origamiが地方や個人商店に強いっていうけど、大手がそこに営業をかけているか否かの違いしかないわけでOrigamiだからって理由ではない気がする。ユーザー側としてはQR決済を使う理由は還元目当てであるのは明白であり、次のステップが見えていない以上、携帯電話キャリアのように稼ぐ力が他にもあったり、プラットフォームを持ってるだったりしない限り、厳しいのだろう。

メルカリ株がストップ安、見えない「メルペイ」の針路

以前の記事ではあるが、赤字が続いていたり、株価下落が続いているのが現状である。正直メルペイを収益の柱にするにはPayPay並の店舗導入への営業と利用者に対する継続的な還元をし続けない限り厳しいのは明白。ソフトバンクやドコモのようなグループによる資金力があるならまだしもメルカリにそれだけの資金源も人手もいないのが現状。ソフトバンクですらPayPayでまともに利益がまだ出せず先行投資の段階であるわけだから、メルカリ側もメルカリ以外で利益を出せる事業がない以上メルペイに使える資金源に差が出てしまうのは当然。その意味でも今回のドコモとの提携が最後のチャンスなのかもしれない。

メルカリが「米国」にこだわり続ける理由--山田会長に聞く事業戦略

メルカリが新規事業の見極めが早い点は別に問題ないと思うがね。むしろ、惰性で発展性のない事業を継続する方が無駄。もちろん、テコ入れで状況が一変する可能性も否定は出来ないが確率は低いだろう。新規事業は何が当たるかわからないから資金面、人材面に問題がなければアイデアがある分展開していく事は良いと思う。ただ、メルカリがメルペイや米国にこだわるのは自由だが、日本国内の事業含めてまだ「メルカリ」以外のサービスが収益の柱となる見通しがない時点でリスクが高い点。メルカリ内では利益はあげれても、外に拡大を求めメルカリ経済圏で囲い込みをおこないつつ、利益を上げる仕組みを本当に理想通り作り上げられるのかは正直疑問かなと個人的には思う。

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