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これから書きたいnoteのこと
3月に入ってから体調をくずし、やっと回復のきざしが見えてきました。とくに花粉症にはずっと悩まされていて、喉と副鼻腔をだめにしました。たかが花粉、と侮るべからず。
そんなこんなで、なかなか文章に向き合えずにここまで来てしまいました。書きたいことはあるものの、思考と集中力が及ばず…書くということは体力のいることだと痛感したのでした。少し元気になってきたので、これから書いてみたいことをメモのつもりで記しておこうと思います。
レモンのこと
夏の気配が近づいてくると、レモンのお菓子や飲みもの、お料理が店先を彩ります。レモンというのはその形、色、香り、みずみずしさ、味の鮮烈さ、どれをとっても完璧だといつも感じていて、スーパーでその姿を見かけたり、レモン味のものをいただくとそれはもう嬉しく幸せなのです。
レモンという存在を抽象的にとらえて、その魅力を言葉にしたい。大好きなレモンケーキも紹介したい。兎にも角にも、思うままにレモンを礼賛したい。そんな気持ちで書いてみれば梶井基次郎がなぜレモンをモチーフにしたのか、少し分かるような気がしています。
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トムは真夜中の庭で
「夜とひるとのあいだには、自然が眠っている時間がある。その時間を見ることができるのは、早おきの人たちか、夜どおし旅をつづける人たちだけだ。夜汽車で旅する人が、じぶんの車室のブラインドをあげて、そとを眺めていると、シーンとしずまりかえった風景があとへあとへと流れさっていくのを見るだろう。木々も茂みも草もみな眠りにつつまれ、息をとめて微動さえせずに立っている。そのときの自然は、眠りにつつまれているのだ。ちょうど、旅人がゆうべ寝るまえに、じぶんのからだを外套やひざかけ毛布でつつんだように。」
本を読んでいて、心を奪われるほど輝かしい引用に出会えた時ほど嬉しいことはありません。それだけでこの本を読んでよかったと思えるだけでなく、引用元となった本を手に取るきっかけと楽しみをくれるのですから。
上の長い引用は、ある本の中で紹介されていた一節です。なんて美しい表現だろうと思いました。翻訳がすばらしく、日本語としても流れるようなきれいさで音読したくなるほどです。
『トムは真夜中の庭で』という、イギリスの児童文学に登場するのですが、この一節に出会ってすぐにAmazonでぽちり。読み途中なのですがたいへんおもしろく、これまでほとんど触れてこなかった児童文学への扉を開いてくれそうな予感です。読み終えたら丁寧にレビューをしたいと考えています。
東京の手みやげ
いささか特殊な職業柄、たくさんの手みやげをいただくことが多く、ありがたいことにかなりの頻度で豊かなティータイムを過ごしています。中にはお休みの日にもふと思い出してしまうほどおいしくて素敵なお菓子があったりして…。そんなお店をいくつかピックアップして、紹介できたらなと思っています。大切なひとや取引先に、心遣い以上のものが伝わってしまうくらいの手みやげラインナップ。もう考えているだけで楽しい。
メモ程度に、と思っていたらほとんど内容のほとんどを書いているような気がしてきました。さっさと記事にすればいいのに…と思わなくもないですが、未だ万全ではない体に免じてこれはこれで良しとしたい。それぞれゆっくり記事にまとめたいと思います。
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