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飲み会が嫌いな女

楽しくないから行きたくない

昔から飲み会が嫌いだった。たいして親しくもない、親しくなりたくもない同僚達とお互い気を遣いながら、当たり障りのない上辺の会話をしなければならないからだ。全然楽しくない。家で一人飲みしている方が100倍楽しい。小さい子どもがいる訳でもない私は、断るための良い理由が見当たらず、毎回嫌々ながら参加している。全くもって金と時間の無駄だと思う。

コロナ禍の功績

飲み会が生活から消え去ったあの頃。本当に快適だった。このまま飲み会という文化が無くなってしまえばいいと思った。同じように感じている人達が少なからずいるということを、インターネットを通じて知ることができた。飲み会不要論者は圧倒的少数派だと思っていたので、似たような考えを持つ人がいるということが嬉しかった。ところがどっこい、コロナ禍が収まると飲み会文化は復活した。

嫌なら行かなければよい

飲み会好きな人達だって、嫌がっている人と飲みたくはないだろう。嫌なら来なければいいと思うはずだ。しかし、正当な理由がなければ欠席が許されない雰囲気はたしかにある。なにか理由をつけて断ったとしても、多分来たくないから飲み会に来ない感じ悪い人、という烙印を押される。それは嫌々ながら仕事だと思って参加している人がいるからだ。こうして不毛な飲み会の文化は受け継がれていく。

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