きたに まゆみ

北海道出身、東京都在住。ボチボチ還暦。趣味は料理とテニス、ヨガ、花を見ること。郷土料理…

きたに まゆみ

北海道出身、東京都在住。ボチボチ還暦。趣味は料理とテニス、ヨガ、花を見ること。郷土料理を愛し、日々感じたことを綴りながら、「書く」練習を始めます。仕事では伝えきれない大切なことを伝え、楽しく暮らすヒントを見つけます。

マガジン

  • 郷土料理をみつめる旅

    日本各地の「おいしいもの」とそれに携わる人たちを訪ねます。

最近の記事

トマトの赤が美しく、それを入れた器も美しい。縁まで真っ赤に熟し、手に持つとずっしり重い。ついさっき、もいできたばかりではないか。香りをかぐと畑の青々しい香り。どこか懐かしい。小さいころ、祖母の畑でもいだ時のことを鮮明に思い出す。ああ、これでトマトジュースを作りたい、つくろう!

    • もっと早く行っておきたかった。誰もが持っているファンタージの世界を忘れることなく、大人になった今だからこそ味わえる愉しみと喜びがあります。それを感じて心の芯が温かくなり、懐かしさで溢れます。行ってきて良かった。エンデさんの愛用品や原画、松谷みよ子さんのこと、民話に触れられます。

      • 人生最大の野心は最後まで闘って不老不死のまま世を去ること。「勇気をくれる伝説の人間記録」が9/10~9/23まで、東京都写真美術館ホールにて上映です。12年前の「天のしずく」も。辰巳芳子さん2024年12月で100歳。命の輝きはいつでも光があるほうへ!希望を受け取ってください。

        • 生々しいということ。

          ”生々しい”ということ 誕生日に 遺品整理 誤作動 4月23日に誕生日を迎えました。 妹からお祝いのお饅頭をいただき、ありがとう。齢を重ねても、精神的なものは何も変わらないので、不思議な感覚です。これまでより一層、肉体的な観察は注意深くなりますが、それ以外は私は私で、なんらの変わりがないことを実感しています。 確実に経験は積みましたし、少しは深く物事を考えることや、シンプルに行動することができるようになった気がします。健康に産んでもらい、ここまで過ごしてこらたことを感

        トマトの赤が美しく、それを入れた器も美しい。縁まで真っ赤に熟し、手に持つとずっしり重い。ついさっき、もいできたばかりではないか。香りをかぐと畑の青々しい香り。どこか懐かしい。小さいころ、祖母の畑でもいだ時のことを鮮明に思い出す。ああ、これでトマトジュースを作りたい、つくろう!

        • もっと早く行っておきたかった。誰もが持っているファンタージの世界を忘れることなく、大人になった今だからこそ味わえる愉しみと喜びがあります。それを感じて心の芯が温かくなり、懐かしさで溢れます。行ってきて良かった。エンデさんの愛用品や原画、松谷みよ子さんのこと、民話に触れられます。

        • 人生最大の野心は最後まで闘って不老不死のまま世を去ること。「勇気をくれる伝説の人間記録」が9/10~9/23まで、東京都写真美術館ホールにて上映です。12年前の「天のしずく」も。辰巳芳子さん2024年12月で100歳。命の輝きはいつでも光があるほうへ!希望を受け取ってください。

        • 生々しいということ。

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        • 郷土料理をみつめる旅
          2本

        記事

          8/10 (土)混む前にお墓参りに行くことに。供花3対、お線香、お酒とおつまみを持って。手を合わせ墓石を見上げると、青空と雲が目を覆う。責任とか義務とかではなく、気持ちが向かうことをするだけ。やっとそう言えるようになった。行き場のない気持ちを、いつもどこかに抱えながら夏を迎え。

          8/10 (土)混む前にお墓参りに行くことに。供花3対、お線香、お酒とおつまみを持って。手を合わせ墓石を見上げると、青空と雲が目を覆う。責任とか義務とかではなく、気持ちが向かうことをするだけ。やっとそう言えるようになった。行き場のない気持ちを、いつもどこかに抱えながら夏を迎え。

          故郷の景色とよく似ていた、イタリア、ウンブリア州とトスカーナ州。レンタカーで巡るひとり旅だ。ひとりでいるとたくさんの情報が入ってくる。窓からの景色、肌にまとわりつく空気、隣の人の会話、気になるものだけ食べる、そして匂い。今もその余韻が残っていて私を幸せにする。それを大切にする。

          故郷の景色とよく似ていた、イタリア、ウンブリア州とトスカーナ州。レンタカーで巡るひとり旅だ。ひとりでいるとたくさんの情報が入ってくる。窓からの景色、肌にまとわりつく空気、隣の人の会話、気になるものだけ食べる、そして匂い。今もその余韻が残っていて私を幸せにする。それを大切にする。

          気持ちに正直に笑顔で暮らしたいと思うのです。だから私は移住することを心に決めました。故郷に帰ろうと決めました。簡単なことではないかもしれないけれど、「もういい。」と決めたから。やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい。「今すぐやりなさい。」と背中を教えくれた人がいた。

          気持ちに正直に笑顔で暮らしたいと思うのです。だから私は移住することを心に決めました。故郷に帰ろうと決めました。簡単なことではないかもしれないけれど、「もういい。」と決めたから。やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい。「今すぐやりなさい。」と背中を教えくれた人がいた。

          2024年6月10日(月) 一人旅にイタリアを選び、今日から出かけます。 なぜイタリア? なぜ一人旅? 何がしたくて? 綴っていこうと思います。 6月は、毎年とても悲しい気持ちになる月ですが、今年は例年とまったく違う気持ちで迎えています。ワクワクとドキドキとハラハラと。

          2024年6月10日(月) 一人旅にイタリアを選び、今日から出かけます。 なぜイタリア? なぜ一人旅? 何がしたくて? 綴っていこうと思います。 6月は、毎年とても悲しい気持ちになる月ですが、今年は例年とまったく違う気持ちで迎えています。ワクワクとドキドキとハラハラと。

          北信州・秋山郷に伝わる洗練の郷土料理 平椀【後編】

          前編のあらすじご提供いただいた料理● 葬儀料理● 平椀 ~共に生きることの意味も一椀に~  平たい朱塗りのお椀から具がはみ出ている。蓋が閉まらない。それだけでごちそう感が漂う。蓋を開けて「わ!」と小さく驚きの声が誰からももれる。車麩がどーんと置かれていて下の具は見えない。車麩の輪の下からチラリとのぞくにんじん、車麩の輪からはみ出ている根曲がりだけの先っぽ。車麩の下ものぞいてみたい、そんな行儀の悪い衝動に駆られる。箸を借りて車麩をめくる。  そこに現れたのは、6~7センチ長

          北信州・秋山郷に伝わる洗練の郷土料理 平椀【後編】

          北信州・秋山郷に伝わる洗練の郷土料理 平椀【前編】

          はじめに 長野駅から車で2時間半の秋山郷。新潟県との県境に位置し、日本一の豪雪地帯と言われている。今回の旅は、料理研究家の横山タカ子さんと信濃毎日新聞の上野記者の取材に同行する形となった。出かける前日、上野さんからは「大変な秘境です。覚悟しておいで下さい。」とメールがあり、不安がよぎったが、覚悟を持ってでかけた。  私はかねてから、郷土料理の里をしっかり見つめたいと願っていた。それは、2018年から2年間に渡り「つくろう!にっぽんの味47」というシリーズ番組を担当し、駆け抜

          北信州・秋山郷に伝わる洗練の郷土料理 平椀【前編】

          れんこんを触りながら・・・。

          料理研究家から教わったこと うそのない料理

          れんこんを触りながら・・・。

          3年越しで行けたシンシア。

          1.2021年9月25日 念願のシンシアのランチへ料理を写真付きで紹介します。おしゃれおいしいランチは、久しぶりすぎて舞い上がりました。 前菜は驚き!の16種類。丁寧に手をかけた料理の数々で、どんどん運ばれる料理にテンションが徐々に上がってくる。そこには、遊び心と“真摯さ”が感じら料理ばかり。食べてただただ驚き。書き連ねます。 どれから食べよ?! 2.驚きと遊び心のある料理を支える卓越したフレンチの技・神戸芦屋のメツゲライクスダさんのシャルキュトリー ・フォアグラの最中・

          3年越しで行けたシンシア。