結婚13年 -4年目の暗黒期-


若い世代と会話すると、決まって
「若くで結婚、いいですよね。
 離婚の危機はなかったんですか?」
と聞かれる。


みんな結構ずけずけと聞いてくるよねぇ。

ちょっと空気が読めないのかな、
そんなん言ったら幸せじゃないみたいじゃん。
と、4年目くらいまでは戸惑っていた。
(今では笑って話せるんだけれど)

だって、ないわけない。
(どのご家庭もヤマはあると信じたい。)

むしろ4~8年が超絶危機だった。
長いよね。ほんと長かった。

では、どうやって過ごし今に至るのか。
この期間の私たち夫婦は、

  • 喧嘩は日常

  • 察して分かって

  • 無言の日々

  • 攻撃態勢

  • なぜなんで

こんなこと(生き地獄だったね、、)を3年強ほど過ごして
見えてきたことがあったから。


結論からいうと、許せたの。
っていうと上から目線だな。

でも、許せた。

辛かったながーい暗黒期が
そこからの私の人生を変えた。

まだたったの13年。されど13年。
ずーっと続くかなんて分からないけれど、
忘れないでおきたい。


私は高校を卒業して、社会人になり
1年を過ぎたころにでき婚。

周りから見れば、若い夫婦。
なにやってんだ。
そんな風に思われていた。
(その話はまた、追々)


とにかく、″若い″と言われるたびに
窮屈な気がしていた当時の私は、
必死のぱっち。(ってわかるかな。)
周りに若いといわれないように
なぜか必死だった。

幼児の育児を経験した人ならきっと共感してもらえるだろう。
当時の記憶は覚えていないほど忙しく、
あっという間だった。。

だけど死ぬときに見る(と言われている)
走馬灯は絶対この頃を見るだろうなと思う。

毎日ご飯を作って、二人の幼子を懸命に育て、
周囲ともうまくやってのけた。

(当然、失敗も多かったけれど)

そうやって、うまくこなし
文句を言われないように必死に家族をしていた。
義母とも仲良く過ごし、
毎日笑えるおもしろいママになり、
部屋の模様替えをしてお菓子も作っていた。


あんなに大好きだった夫のことが
全く。本当に全然分からなくなったのは、
下の子がまだ2歳くらい。

23歳くらいで、夫は30代に仲間入りしたころ。

4歳児と1歳児の子どもを
ようやく保育園に預けて働き始めたころから
夫との仲が悪くなった。


初めは「私が働き始めて寂しいのかな」
なんて思っていたけれど、
すぐにそんな可愛いものではなくなった。

上の子は、喧嘩をするたびに泣き叫び、
夫は言いたいことを言わずに何かに怒っている。

ご飯は作らなくちゃ、送り迎えに
明日の準備、仕事、友達付き合い
園の役員、行事、家の仕事、、。

ここに、夫のご機嫌、、、。

そんなの伺えない。
家族の為に一生懸命やってる私を苦しめるなら

もういらない。

嫌いになる前に、離婚がしたかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?