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人との 繋がり 生きがい

わたしが人生で大切にしたいと思っていること

「人」との

「繋」がり

「生」きがい

この3つの漢字は、わたしのこれまでの人生を象徴するものでもあると思います。

ずっと、繋がりたかったのです、人と。

ずっと、生きたかったのです、本当の自分を。

子供の頃、わたしは自分を閉ざしている子でした。

一見、とてもいい子で、優しくて、手のかからない子で、優秀な子だったと思います。

でもそれは、誰かのために生きている自分でした。

自分のために生きてはいませんでした。

誰か用に、自分ではない自分を演じて生きていました。

自分を偽って生きていると、そこに生まれるのは偽物の人間関係です。

人との深い関係や繋がりは、ありのままの、本来の自分を見せなければ始まりません。

弱さも苦しさも、嫉妬も怒りも、嬉しさも楽しさも

包み隠さず素直に表現できる自分であることが大切です。

何かや誰かを演じていたり、自分を偽っている限り、

いつまでたっても、人との深い繋がりは築けません。

どんなに「人」が周りにいても、心は繋がることができないのです。

それはとても「孤独」です。

自分を演じていたり、感情を押し込めて生きていると、心は麻痺して生きます。冷たくなっていきます。

または、その押し込めた感情を、押し込めた自分を、どこかで解消しなければならなくなります。

依存や嗜癖行為や病気という形で現れます。

わたしは子供のころから嗜癖行動が沢山ありました。

変な手癖や足癖や、変な顔の動き、変な声が出たり、

自分では止められない身体の動きが沢山ありました。

今だから言えるけど、酷かったのは窃盗癖です。万引きです。

お店のものから人のもの、お金まで、とにかく盗めるものは盗んでいました。

この衝動も止められませんでした。

今思えば、もう既にその頃からわたしは依存症だったんですよね。

なんで摂食障害なんかに…って思ってしまうけど、その頃からこうなることは決まっていたように思います。

既に依存症の人生は始まっていたのです。

そこにはやはり

自分を出せない、自分を表現できない、自分を閉じ込めた、自分を押し込めた、

「孤独」な自分がいたからだと思います。

人と繋がれなかった自分がいたからだと思います。

もちろん、この摂食障害という病も。根っこには人と繋がれない「孤独」な自分が潜んでいます。

でも、おかげで、今、この歳にして

人との深い繋がりを築くチャンスを頂きました。

人の愛を知りました、人の優しさを知りました。

みんなと出会って、生きる喜びを、生きがいを知りました。

あの頃の孤独な自分、

無駄ではなかったと思います。

その経験は、今こうして皆さんに伝えるためにあったのだと思っています。

経験は、宝にもなれば、ゴミ屑にすることもできます。

わたしはやっぱり無駄にしたくはないので、こうして伝えることで意味のあるものにしたいのだと思います。

誰か、一人にでも、何かが伝わってくれたら嬉しいです。

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