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希哲学者の思考的バベルの塔建造計画

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身近なことから着想を得て、妄想交じりに書いた思考の書き溜め場所
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#短編

小説:当たり前の世界で当たり前のこと

小説:当たり前の世界で当たり前のこと

まえがき:この物語は筆者の思想(希哲学者の考えと妄想)を筆者である物書き(狐面の猫)が具現化させたものです。筆者(希哲学者)の中にあるいくつかの偏った思想の中でもより偏ったものを筆者(狐面の猫)が抽出していますので、ご了承ください。

本編↓

「日常に退屈したとか? ははー、それでこんなとこまで? 酔狂な人だねぇ。まあでもここから見えるもんも別に楽(たの)しかないよ。この桶からのぞける世界は隣の

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