RINA

対話をこよなく愛するライフコーチ。 — 子育て、パートナーシップ、キャリアについて綴り…

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対話をこよなく愛するライフコーチ。 — 子育て、パートナーシップ、キャリアについて綴ります —

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書くきっかけは、はじめての子育てだった。

私の2021年は、第一子の出産から始まった。 生まれた娘は、もうすぐ9か月。 ここでは “うーちゃん” と呼ぼう。 「赤ちゃんは泣くのが仕事」とよく言うけれど、うーちゃんももれなく当てはまる。 寝付くときは泣き疲れたときで、夜中も必ず起きる。 うーちゃんが生まれてから、私は朝まで続けて眠れたことがほとんどない。 子育ての大変さは想像以上だった。 朝がきて、気づけばもう夕方なんて日はざらにある。 それでも、日々は驚くほどに尊く、愛おしい。 「あのときに一瞬でも戻れたら」

    • 飽き性のわたしと育児日記

      「こどもが産まれたら、自分の時間なんて全然ないんだろうな」 出産前、ずっとそう思っていました。 全然ないなんてことはないけれど、母となった今、「割とそのとおり」になっている気がします。 ただそれは、ネガティブな側面だけではありません。 私が少し離れようとしただけで、トイレでも、廊下でも、必ず追いかけてきてくれる娘。 ご飯を作る間も、ベビーゲートにちょこんとアゴを乗っけて、私のことをじーっと見つめたり、「もっとかまって」と言うように怒ったりします。 もちろん大変なの

      • 人生100年時代。自分のビジョンと向き合ってみた。

        「育休延長」という決断約2ヶ月前。 私は、SHElikesというキャリアスクールに入会しました。 本業はWebディレクターで、現在育休中です。 帰りを待ってくれている場所があるので、復帰はするつもりでいます。 でも私は、1年間育休を延長し、娘と共に過ごしながら新たな学びに励むという選択をしました。 正直、会社から2年以上離れることに対する不安は拭えません。 変化の速い業界ですし、会社から離れる=社会から離れるという感覚になります。 同僚に申し訳ないという気持ちも、もちろ

        • この道を歩ける日まで

          好きな散歩道がある。 まだまだ残暑が厳しい9月なかば。 うだるような暑さも、17時くらいになるとようやく終わりを見せはじめる。 “よし、いまだ” と思い、抱っこ紐にうーちゃんを入れ、自分とうーちゃんの間に保冷剤をしのばせて、外の世界に出発する。 「子供を外気に触れさせましょう」 と母子手帳にも書いてあるけれど、0歳の子を夏に連れ出すのは本当に大変だ。 日はもう沈みはじめているけれど、外はまだ明るい。 少し心地よくなってきた風と、柔らかな西日が、うーちゃんと私に当たる。

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        書くきっかけは、はじめての子育てだった。

          まるで“逃げ恥”みたいな里帰り出産は、切なくも尊かった。

          2021年のお正月。 出産予定日まであと2週間の私は、実家で逃げ恥スペシャルを観ていた。 コロナ禍で初めての子育てに奮闘する、みくりちゃんと平匡さん。私は、自分たち夫婦を自然と重ね合わせていた。 逃げ恥はドラマだ。 けれど、これは世の中のリアルだと思った。 私たちは、人に話すと「リアル逃げ恥みたい」と言われるような産前産後を過ごしてきたと思う。それはたくさんの我慢と切なさと、そして尊さのかたまりだった。 ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ 私の妊娠が分かったのは、みくりちゃ

          まるで“逃げ恥”みたいな里帰り出産は、切なくも尊かった。