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書くきっかけは、はじめての子育てだった。

私の2021年は、第一子の出産から始まった。
生まれた娘は、もうすぐ9か月。
ここでは “うーちゃん” と呼ぼう。

「赤ちゃんは泣くのが仕事」とよく言うけれど、うーちゃんももれなく当てはまる。
寝付くときは泣き疲れたときで、夜中も必ず起きる。
うーちゃんが生まれてから、私は朝まで続けて眠れたことがほとんどない。

子育ての大変さは想像以上だった。
朝がきて、気づけばもう夕方なんて日はざらにある。

それでも、日々は驚くほどに尊く、愛おしい。

「あのときに一瞬でも戻れたら」
いつかそう思う瞬間に、いま確かに私はいる。

慌ただしい日々の中で、ふとしたときにそう思う。

うーちゃんの気持ち良さそうな寝顔。
抱きしめたときの柔らかさ。
純真無垢で澄んだ瞳。

それを見て、今自分が感じていること。

その全部を忘れずにいたい。
でも、全てを覚えておくのは不可能だから、一部だけでも言葉にして残しておきたい。

そんな想いで、noteを書くことを決めた。

実は、産まれたその日から1日も欠かさず日記を書いている。
それで十分だと思っていた。
けれど、日記を書き続けて気づいたのは“日々を綴る”だけでは残せない想いがあることだった。

たとえるなら、日記を書いたときには名前もなく散らばっていたいくつもの想いが、あるときいつのまにか繋がって、大きなひとつの想いになっていた。
そういうことがよくある。

だからここには、そうして集まった想いを残しておきたいと思う。

願わくば、いつか娘がこのnoteを見たときに、母としての私の想いが届きますように。

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