「風通しの良い会社」について考えたら心に荒波が立った
大人になると、「社会はこういうもの」「組織で働くのはこういうこと」と説かれることも多くなる。
私は小さい頃から比較的物分かりが良く、他人は他人、よそはよそといったような感覚は持っている。人にもあまり興味がないし執着もしない。
だけど一つだけ、自分の信条とも言えるものがある。
それは、「正しく、自分に誇れる人生を生き続けること」。
子どもの頃から、悪いことはしない、正しく生きるんだということを強く意識していた。仲の良い友達が悪い方に走っても、私は同じことはしなかった。自分に自分を誇れなくなるから。
そうやって20数年生きてきたのだけど、今の会社においてはその考えは正しくないらしい。
たしかに人間同士、正しさだけでは上手くいかないこともあるし、感情が大事な時もある。ただ、明らかな間違いを放置するのはどうなの?
それが組織のあり方だからと正しさをねじ伏せる?
正しさだけが全てじゃないのは勿論わかる。社会生活を送って来たのだから。でも、せめて。組織の意識共有が大事だと言うのなら。指針の整合性は保ってくれないとダメじゃない?
大人になるってこういうことなの?
正しいと言う声は、利益を出すだけのために、間違った人を守るために、潰されるの?
風通しが良いって、何のことだったのかな。
そんなことを思って、心に荒波を立てた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?